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2016年10月22日日向灘で発生したM4.4・震度4地震と南海トラフ巨大地震について知っておくべきこととは

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10月22日未明、3:33に日向灘を震源とするM4.4・震度4の地震が発生した。日向灘は大地震が発生しうる震源として知られているが、もうひとつ南海トラフ巨大地震のフックとして機能する可能性がある震源ともされている。

M8.7の可能性も?日向灘

日向灘における有感地震としては10月20日にもM3.8・震度2、また10月10日にもM3.3・震度1が起きるなど最近増加傾向にあったが、鳥取における震度6弱地震の直後とも言えるタイミングだっただけに、南海トラフとの関連という意味からの不安が人々の間で増加しているようだ。

日向灘という震源は近い将来強い地震が起き得る場所としても指摘されており、熊本地震の直後には琉球大学名誉教授の木村政昭氏は東スポでこう語っていた。

「私は最終的に日向灘を震源とするM8.7の巨大地震が19~20年ごろに起きると想定しており、今回の地震はその前兆かもしれない」

この指摘自体注目されるが、それ以上に周知されるべきは日向灘における地震が南海トラフ巨大地震に繋がる可能性があるという点だろう。

南海トラフ巨大地震の間隔を短くする可能性

4月3日に放送されたNHK「巨大災害 MEGA DISASTER II 日本に迫る脅威 地震列島 見えてきた新たなリスク」では南海トラフ巨大地震が従来の半分の間隔で発生する可能性がある場合について言及していた。

南海トラフ巨大地震の発生間隔は100から150年ほどとされているため、前回の東南海地震・南海地震が1944年と1946年であったことから半分の間隔で起きるケースがあるとすればちょうど75年が経過した現在、南海トラフ巨大地震が逼迫している計算となるわけだが、専門家が1,000年間をシミュレートした結果、日向灘で発生する地震が南海トラフ巨大地震の発生間隔を短くするフックの役目を果たすことがあるというのである。

但し、その場合フックとして想定される日向灘地震の規模がM7.5とされていることや、日向灘における有感地震の数自体は今回の震度4が15回目であることからすぐに南海トラフ巨大地震に繋がると考えるべきではないが、M6.6・震度6弱の鳥取地震が南海トラフ巨大地震と関連している可能性については京大防災研究所の西村卓也准教授が10月22日、産経新聞に対しこう語っていることからも明らかである。

「今回の地震は南海トラフ地震に影響を与えることはないが、その発生過程の一つだろう」

こうした状況における日向灘震度4の発生は、また一歩南海トラフ巨大地震に近づいたと解釈すべきであり、今後同震源においてM7クラスの地震が起きればその時は南海トラフ巨大地震が従来の半分の間隔で発生する可能性が高まったと捉え、大災害に対する備えを一層強化する必要性に迫られるといえるだろう。
 


 

関連URL:【東スポ】熊本の震度7大地震「巨大地震の前兆か」の声 【産経ニュース】広域の地殻変動、ひずみ集中 「南海トラフ地震の発生過程の一つ」と専門家


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