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2016年10月24日北海道東方沖でM5.8の地震が発生、南海トラフ巨大地震とも無関係とは言えない理由とは

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10月24日の早朝、5:25に北海道東方沖を震源とするM5.8・震度2の地震が発生した。日本国内におけるM5.5以上の地震としては3日前の鳥取県中部M6.6・震度6弱以来3日ぶりのことであった。

北海道東方沖でM5.8の地震が発生

北海道東方沖を震源とする有感地震としては7月2日のM4.9・震度2以来約3.5ヶ月ぶりであり、また同震源におけるM5.5以上の地震としては5月3日のM5.7・震度3以来約5.5ヶ月ぶりであった。

北海道東方沖は地震が多発する震源として知られており、過去90年間の間にM7を超える地震も4回記録している。中でも1994年10月4日に起きた北海道東方沖地震はM8を超える規模であるため、この震源自体、今後強い地震につながっていく可能性も否定はできないことに注意は必要である。

政府の地震本部でも今後30年以内の地震発生確率として択捉島沖ではM8.1前後が60~70%、色丹島沖ではM7.8前後が60%、そして根室沖と十勝沖が連動した場合にはM8.3の巨大地震が起きる可能性があるとも指摘している(根室沖は50%、十勝沖は2~6%)。

北海道東方沖で発生していたM7以上の地震

1969年08月12日06:27 M7.8 震度4  北海道東方沖
1975年06月10日22:47 M7.0 震度1  北海道東方沖
1994年10月04日22:22 M8.2 震度6弱 北海道東方沖
1994年10月09日16:55 M7.3 震度4  北海道東方沖

南海トラフ巨大地震との関係も?

今回の地震について、北海道東部方面における今後の強い地震への懸念以外に挙げるとすれば大きく2つの点から指摘ができそうだ。まず太平洋プレート沿いに増加している一連の地震の一環として捉えた場合、更に同プレート沿いにおける地震の発生が考えられるという点。

M5.8地震の震源位置は下記の水色の場所であるが、9月23日の関東東方沖M6.5で話題となった三重会合点付近で多発していた一連の地震などに関連した太平洋プレート沿いで起きた地震だった可能性があるということである。

そしてもう一つ、鳥取でのM6.6・震度6弱以降関心の高まっている南海トラフ巨大地震との関連についても挙げておこう。

まず今回の地震を水色で示した下記の震源マップで、水色の下にほぼ重なっている別の地震があるのがわかるだろう。これは9月29日に発生していた択捉島南東沖M5.2の地震を指している。

この択捉島南東沖という震源が1946年12月21日の昭和南海地震(M8.0)と同じ日、昭和南海地震の発生から約15時間後にM7.1の規模で揺れていたことについては以前紹介したが(関連記事参照)、実は今回の北海道東方沖も昭和南海地震と同じ日にM6.1の地震を起こしていたのである。

昭和南海地震が発生したのは1946年12月21日の04:19頃。すると約8時間後の12:39に北海道東方沖でM6.1、更に22日にも2回M6.1とM6.2の地震が起きていた。

ごく近い択捉島南東沖と北海道東方沖のいずれもが南海トラフ地震と同じ日に揺れていたのは決して偶然ではないだろうし、南海トラフ巨大地震の接近を感じざるを得ないと言えるだろう。

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