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2016年11月06日前回の南海トラフ以降沈黙守っていた「福岡県北九州地方」が去年に続き再び揺れる

2018/07/03

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11月6日の20:17に福岡県北九州地方でM3.3・震度3の地震が発生、非常に珍しい震源だということで話題になっているようだ。(画像はYahoo!天気・災害より)

多数に及んでいた「地鳴り」書き込み

この地震の前後には「地鳴り」がかなり聞こえていたようで、Yahoo!リアルタイム検索の結果(下記の図を参照)からは地下の地盤で大きな変化が起きた可能性を推測させている。

11月6日にもうひとつ、若干小さな山が見えている時間帯は17:08の大阪府北部M3.6・震度2が対応しているが、いずれにせよ多くの人が地鳴りを意識したと言えそうだ。

福岡県北九州地方を震源とした有感地震が注目を集めているのは、今回の揺れが2015年8月24日のM2.7・震度1以来1年以上ぶりだったから、ではない。1940年以降、今回の地震が有感地震としてはわずか6度目という珍しさであるのに加えて、震度3を記録したのが初めてのことだったためである。

2015年8月にも地震は起きていたとは言え、熊本地震や鳥取県中部地震と西日本が揺れる回数が増えていることに加え、最近の南海トラフ関連震源における地震の増加傾向と合わせて考えれば、関心が集まるのも致し方ないといえるだろう。

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南海トラフ以降沈黙していた震源

また、福岡県北九州地方は前回2015年8月24日の有感地震が発生するまで、およそ68年間、揺れていなかったという点も南海トラフ巨大地震との関連を想起させる。今回を含む過去6回の有感地震がこうであるためだ。

1940年07月22日 M3.8 震度1 福岡県北九州地方
1947年05月09日 M-  震度1 福岡県北九州地方
1947年05月15日 M-  震度2 福岡県北九州地方
1947年06月03日 M-  震度2 福岡県北九州地方
2015年08月24日 M2.7 震度1 福岡県北九州地方
2016年11月06日 M3.3 震度3 福岡県北九州地方

説明するまでもなく、1944年には昭和東南海地震、そして1946年には昭和南海地震が起きていたわけであり、その直後に3回揺れた後、70年近く沈黙を守っていた震源が再び揺れ始めた意味はどこにあるのだろうか。

11月3日に非常に珍しい震源で地震があったとして紹介した「南海道南方沖」について触れた際(関連記事)、南海トラフに関連しているのではないかとも思える震源が他にも揺れていることを指摘したが、その傾向は現在も続いている。

10月30日04:15 M2.4 震度1 和歌山県北部
10月30日13:13 M2.9 震度1 三重県南部
10月31日17:56 M3.1 震度1 愛媛県南予
11月03日13:01 M3.4 震度2 徳島県南部
11月03日20:50 M3.0 震度1 愛媛県南予
11月05日13:45 M3.3 震度1 伊予灘
11月05日16:57 M4.3 震度2 日向灘
11月06日17:08 M3.6 震度2 大阪府北部

北九州ということで警固断層との兼ね合いやカブトガニの異変(関連記事)も気になるが、これらの地震と前回の南海トラフ以降、70年近くぶりに動き出した今回の震源「福岡県北九州地方」における地震は何か関係があるのだろうか。
 


 



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