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2016年11月19日静岡県で「二重の虹」が出現、地震発生との関連は?

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11月20日、朝から関東地方で濃霧が発生したと話題になっていたが、静岡県では前日、二重の虹が出現したと伝えられている。


これは静岡新聞が報じたもので、11月19日の午後、静岡市に二重の虹がくっきりと現れたと紹介していることから、これが地震と関連あるののではないかとする声も出ているようだ。

地震の発生と虹の出現との間に相関関係はない、とされている。因果関係が見つかっていないためだが、それでも地震雲に代表される通り変わった気象現象が確認されるとその後の地震発生への不安が広がってしまうのを抑えることは難しいだろう。

確かに、全てのケースではないが気になる事例もないわけではない。虹の一種である環水平アークが2014年5月4日にかなり広い範囲で見られTwitterで話題になった際にはその翌日、5月5日の早朝伊豆大島近海を震源とするM6.2・震度5弱の地震が起きていたなどだ。

では二重の虹の場合には類似の例は存在しているのだろうか。過去の記録をいくつか見てみると、強い地震が起きていた場合もあるようだ。ある程度日にちが経ってからの例としては2013年10月12日に札幌市で二重の虹が観測された際には約2週間後の10月26日に福島県沖でM7.1・震度4の地震。

逆に直後とも言えるタイミングで揺れていたのは2014年7月11日に関東地方で二重の虹が見られた際、翌日7月12日の未明に福島県沖でM6.8・震度4。また2015年9月9日に二重の虹が話題になった時には3日後の9月12日早朝、東京湾を震源とするM5.3・震度5弱の地震、更に2015年7月18日に東京で二重の虹が出ると7月21日に福島県沖でM5.0・震度3、そして翌日の7月22日には八丈島東方沖でM5.1・震度1。

勿論、二重の虹の出現が必ずしも強い地震の発生につながっているわけではないが、因果関係がわからないながらも滅多に起きることのないM6やM7クラスが観測されることもあることから、多少の注意をしておいても損はないだろう。
 


 

関連URL:【静岡新聞】二重の虹、空を彩る 静岡の上空


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