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2016年11月20日石川県の海岸でクジラ打ち上げ、放しても再び海岸に漂着


 
2016年11月20日の朝、石川県の海岸でクジラが打ち上がっているのが見つかったと現地の新聞が報じている。

これは11月21日に北國新聞が伝えているもので、20日の朝、石川県志賀町の海岸に体長2.6mのハナゴンドウと見られるクジラが打ち上がっていたという。

町職員らが漁港で海に放ったが約1時間後には再び近くの海岸に漂着したということから何らかの海の異変が原因であった可能性は拭えないだろう。

クジラやイルカの打ち上げは地震の前兆ではないかと囁かれてはいるものの、科学的な根拠はなく否定する説も根強い。しかし東日本大震災の約1週間前に茨城県で50頭あまりのイルカが打ち上がっていたことや、その3週間前にニュージーランドで起き多くの犠牲者を出していたカンタベリー地震の2日前にも現地で100頭以上のイルカが打ち上がっていたことから大地震の前触れとしてのイメージが定着している。

更に4月の熊本地震の直前にも約10日前に熊本県で、また1週間前には長崎県でそれぞれザトウクジラが定置網にかかったり打ち上げられていたという事実がクジラやイルカと地震発生を印象づけたと言って良いだろう。

しかし、イルカやクジラが大量に座礁したり打ち上がっていたケースでも強い地震につながらなかったケースも多くあることに注意は必要だ。

打ち上げを前回紹介したのは10月24日に高知県の海岸にクジラが迷い込んだ際であったが、南海トラフ巨大地震への懸念があるとは言え約1ヶ月間、付近で強い地震は起きていない。

とは言え9月13日に茨城県でザトウクジラが打ち上がった際には、4日後に千葉県東方沖でM5.0、10日後に関東東方沖でM6.5の地震が発生していたことからは念のため日本海側での地震に注意したほうがよいのかもしれない。

クジラやイルカと同じように地震との関連を指摘されることの多い深海魚についても、2015年夏以降多くが日本海側で見つかっていることを念のため知っておこう。
 
※画像はGoogleMapより。
関連URL:【北國新聞】志賀でクジラ漂着 海に放つも再び海岸に