181213-009静岡県伊東市でクジラ定置網・打ち上げ

サクラエビ不漁に深海魚の静岡県で今度はクジラ定置網・打ち上げ


 
2018年12月12日から13日にかけて静岡県伊東市でクジラの定置網迷い込みや死骸の打ち上げが相次いだと現地紙が報じている。静岡県ではサクラエビの不漁が続いており秋には深海魚に関する複数の報道があったばかりだった。

静岡県でクジラ打ち上げや定置網入り込み

これは12月13日に静岡新聞SBSが伝えているもので、それによると12月12日に伊東市富戸で体長5mのザトウクジラの子供の死骸が打ち上げられた他、12月13日には富戸の北側に位置する川奈港で2頭のミンククジラが定置網に迷い込んでいるのが見つかったという。

また12月10日にも富戸港沖の定置網に入ったイルカを放流していたといい、伊豆半島の東側に位置する伊東市は相模トラフにも近いことから相次ぐイルカやクジラの話題は注目を集めそうだ。

静岡県では07月中旬に湖西市の海岸にクジラが打ち上げられ、08月10日に駿河湾でM4.5・震度3の地震が起きてはいたが関連は不明である。

国内でクジラやイルカが定置網にかかった事例が報道されたケースは数回あり、最近では05月下旬に北海道白老町で定置網にミンククジラが入り込むという話題があったものの、この時はその後目立った地震は発生しなかった。

一方、2018年02月初めに長崎県五島市でミンククジラが定置網にかかった際には10日後に韓国でM4.8という現地としては比較的珍しい規模の地震が起きていた他、2016年07月下旬に神奈川県横須賀市でクジラが定置網に入った時は2日後に茨城県北部でM5.3・震度5弱が記録されていた。

類似の事例で最近最も関心を集めたのは2016年04月初めに熊本県天草市でザトウクジラが定置網にかかった事例だろう。この数日後には長崎県長崎市でザトウクジラが打ち上げられ、それから約1週間後に平成28年熊本地震が発生していたからである。
 

サクラエビに深海魚、静岡で続く海の話題

クジラやイルカの打ち上げや座礁、目撃それに定置網への入り込みといったケースをすぐに地震と結びつけて考える必要はないが、今回の場合、短期間に連発している点と伊東市が相模トラフにごく近い場所に位置しているという点が特徴的と言える。

静岡県では10月から11月にかけ深海魚の話題も相次いだばかりだった。10月中旬にユウレイイカが、11月中旬にはリュウグウノツカイがそれぞれ西伊豆で撮影に成功したと報じられていた他、11月下旬には伊豆の漁港内でテンガイハタが捕獲されていたからである。

駿河湾のサクラエビ不漁の話題もある。今春から記録的な不漁に陥っているサクラエビは秋漁も延期されているが、サクラエビは駿河湾の深海に生息しており過去の不漁期にはその後伊豆における群発地震や三原山噴火、小笠原における大地震が起きていたのは既に紹介した通りである。
 
※画像はGoogleMapより。
関連URL:【静岡新聞SBS】クジラ相次ぐ 伊東、定置網や打ち上げ