190113-0092019年初の24時間以上有感地震なし

2019年初の「24時間有感地震なし」前年に目立った直後の震度4以上


 
2019年01月12日から13日にかけて「24時間以上有感地震が発生しない」状態が続いた。この現象が起きたのは2019年としては初めてのことであった。2018年には13回中11回でその後1週間以内の震度4以上が発生していたが、2019年はどのような傾向となるだろうか。

 

2019年初の「24時間以上有感地震なし」

今回、24時間以上有感地震が記録されなかったのは01月12日00:35から01月13日01:11までの約24時間であった。

01月12日00:35 M2.2 震度1 熊本県熊本地方
01月13日01:11 M3.1 震度1 茨城県北部

2017年、2018年共に13回ずつ発生していた「24時間以上有感地震なし」だが、2017年の最初が01月24日から26日にかけて、2018年の最初が01月22日から23日にかけてであったことから、2019年はこれらより早いタイミングで「24時間以上有感地震なし」が起きたことになる。

日本列島周辺では震度1未満のいわゆる無感地震も多数発生していることから震度1以上の地震が24時間以上観測されなかったという現象にそれほどの意味はないが、記録として扱っておくこととする。
 

2018年に目立った直後の震度4以上

前回「24時間以上有感地震なし」が記録されたのは2018年12月21日から23日にかけての約38時間で、沈黙が破られてからの1週間で日本付近におけるM5.0以上の地震が4回発生していた。

12月24日の関東東方沖M5.6、25日の択捉島南東沖M5.6、28日の択捉島南東沖M5.0、そして30日の十勝地方南部M5.3である。

十勝地方南部M5.3では震度4を観測していたが、2018年の「24時間以上有感地震なし」では、その後1週間以内に震度4以上が起きる確率が非常に高かったのが特徴だ。

2018年の計13回のうち1週間以内に全ての事例でM5以上が発生しており、そのうちの11回で震度4以上を記録していたのである。

日本国内におけるM5以上発生頻度に照らせば2018年が13回中13回、2017年が13回中12回でそれぞれ1週間以内にM5以上が起きていたという確率自体は驚くに値しないが、1週間以内の震度4以上が2017年には13回中わずか3回であったのに対し、2018年には13回中11回に達していたのは2018年に目立っていた点として挙げてよいだろう。

2018年04月09日の島根県西部M5.8・震度5強や05月25日の長野県北部M5.1・震度5強、06月12日の大隅半島東方沖M5.5・震度4、それに07月07日の千葉県東方沖M6.0・震度5弱といった地震が「24時間以上有感地震なし」から1週間以内に起きていたが、2019年はどのような傾向を示すだろうか。
 
※画像は気象庁より。