190116-010淡路島付近・紀伊水道

淡路島付近と紀伊水道で地震、中央構造線に近い場所で


 
2019年01月15日の深夜、淡路島付近と紀伊水道で相次いで地震が発生した。どちらも中央構造線に近い位置であった点と、淡路島付近は1年近く沈黙していたにもかかわらず年末から今回で3回も地震が続いている点が目立つ。

 

紀伊水道と日向灘がまたコンボ

01月15日23:00 M3.1 震度2 淡路島付近
01月15日23:08 M2.6 震度1 紀伊水道

2つの地震は震源が近かった上にいずれも深さ10kmであったことから関連を疑わせている。

紀伊水道で地震が起きたのは2018年12月29日のM2.9・震度2以来約半月ぶりで、地震の多い場所であるだけに単独の地震としては特段目立つ点はなかったが、ひとつ挙げるとすれば01月15日00:54に日向灘でM4.0・震度2を観測していたこととの兼ね合いだろう。

というのも紀伊水道と日向灘は24時間以内に揺れ合うケースが少なくないためだ。今回も24時間以内にそれぞれで地震が発生した形であり、この2つの震源における地震の相関性には今後も留意していく必要があると言える。
 

年末から続く淡路島付近での地震

今回の淡路島付近と紀伊水道の地震については2つの点から捉えることが出来そうだ。まずどちらも中央構造線に近い場所で起きた地震であったという点である。

中央構造線に近い位置では01月11日に静岡県西部で3回の揺れが立て続けに発生しており、静岡県西部ではその後も01月13日に再びM2.9・震度1を記録したばかり。

2018年06月18日の大阪府北部地震の際に中央構造線断層帯が取り沙汰され、1596年にM7以上が3連発した慶長伊予地震・慶長豊後地震・慶長伏見地震のような中央構造線に近い場所における連鎖の可能性もゼロではないことを再認識しておくべきであろう。

また淡路島近海での地震についてはもうひとつ、年末から活発化の傾向を見せ始めている点を指摘しておく必要がありそうだ。

淡路島近海における有感地震は2018年01月17日のM3.2・震度1以降、11ヶ月に渡り観測されていなかったにも関わらず、年末以降、今回が既に3回目なのである。

2018年12月26日 M2.7 震度1 淡路島付近
2019年01月14日 M2.3 震度1 淡路島付近
2019年01月15日 M3.1 震度2 淡路島付近

淡路島付近では2017年にも04月中旬以降起きていなかった地震が12月になって3回相次いでいたが、前後の期間、九州地方南東沖でM5.2・豊後水道M5.0と南海トラフに関わりの深い場所でM5を超える地震が続いたことから、今回も同様の展開となる恐れも視野に入れておいた方が良さそうだ。
 
※画像は気象庁より。