190118-009高知県中部1年4ヶ月ぶり地震と南海トラフ・中央構造線

高知県中部16ヶ月ぶり地震と南海トラフ・中央構造線


 
2019年01月17日の22:49に高知県中部でM2.5・震度2の地震が発生した。高知県中部で有感地震が起きたのは1年4ヶ月ぶりのこと。南海トラフとの兼ね合いに加え、高知県中部での地震後に静岡県西部と長野県中部でもそれぞれ揺れており、中央構造線という切り口でも捉えておく必要がありそうだ。

 

昭和南海地震直後に揺れた高知県中部で1年4ヶ月ぶりの地震

高知県中部で有感地震が観測されたのは2017年09月27日のM3.3・震度1以来1年4ヶ月ぶりであることから南海トラフ巨大地震前に増加する内陸地震の一環ではないかとの観点から注目を集めそうだ。

前回の南海トラフ巨大地震の際、高知県中部は関連の深さを示す動きを見せていた。1940年05月以降、有感地震が起きていなかったにも関わらず1946年12月21日に昭和南海地震が発生するとその翌日から数日間の間に10回近くの揺れを記録していたのだ。

従って今回の地震が南海トラフにおける何らかの動きに影響を受けたが故であった可能性は拭えない。

高知県では年明けからイルカの話題が相次いでいることも気になる点だろう。01月03日に四万十市の海岸でイルカが漂着していた他、1月初に土佐湾でイルカの群れが撮影された際「これだけの数が近場に集まっているのはあまり見たことがない」とそれぞれ高知新聞が伝えていたのである。
 

高知から静岡、長野と中央構造線に近い場所で次々に地震

今回の地震は南海トラフとの関連という以外にもうひとつ、中央構造線断層帯という観点から捉える必要がありそうだ。

震源の北側に中央構造線断層帯が走っていることに加え、高知県中部での地震からわずか21分後に中央構造線に近い静岡県西部でもM3.1・震度2の地震が起きていたからである。

それだけではない。01月15日の深夜に相次いだ淡路島付近と紀伊水道における有感地震も中央構造線付近であり、今回も揺れた静岡県西部では01月11日に3回、01月13日にも1回と地震が立て続けに発生するなど中央構造線付近の動きが活発化しているのだ。

更に今回は01月18日の06:19に長野県中部でもM3.2・震度2が起きている。中央構造線からは多少離れた位置であったようだが、方向的には高知から静岡を経て長野へ、と読み解くことも出来ることから、引き続き中央構造線断層帯の動きを注視していく必要があるだろう。
 
※画像は気象庁より。
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