190118-010千葉県北東部M5.3・震度3

千葉県北東部でM5.3・震度3、茨城県南部に続く関東での強い地震


 
2019年01月18日の21:46に千葉県北東部でM5.3・震度3の地震が発生した。千葉県北東部でM5を超える地震が起きたのはおよそ3ヶ月ぶりのことであったが、これまでに今回の震源付近でM5以上を記録した4例では、その後必ず揺れる場所が見つかった。

中央構造線沿いでまた地震、今度は千葉県北東部でM5.3・震度3

千葉県北東部では01月07日にM3.0・震度1、また01月15日にもM3.4・震度1が起きていたことから2019年に入ってから今回が3度目の有感地震となる。2018年は23回と月あたり2回程度の揺れを記録してきたことから驚きはなく、千葉県北東部でM5を超える規模であったのも2018年10月12日のM5.2・震度4以来であることからそれほど特筆すべき地震であったとは言えない。

ただし、今回の地震は2つの方向性から受け止める必要がありそうだ。まず01月14日の茨城県南部M4.9・震度4との関係。震源の深さが茨城県南部は53kmであったのに対し、今回の千葉県北東部M5.3が約50kmと近かったため、関連を否定するのが難しいことだ。

そしてもうひとつが今回の震源位置(緯度・経度)が中央構造線上と言っても良い場所であった恐れがある点である。

既に紹介している通り、ここ数日中央構造線付近における地震が多発しているためだ。静岡県西部における連発や淡路島付近・紀伊水道での地震、そして高知県中部で起きた16ヶ月ぶりの地震である。

01月17日の高知県中部M2.5・震度2の際「引き続き中央構造線断層帯の動きを注視していく必要があるだろう」と指摘した通り今回、関東地方でM5を超える地震が発生した形であり、中央構造線沿いに連鎖していく恐れは今後も念頭に置いておく必要があるだろう。
 

付近でのM5以上で必ず揺れていた震源とは

今回の震源は霞ヶ浦のすぐ南側に当たる場所であったが、中央構造線が走っている可能性がある以外に目立った活断層は見つかっていない。

とはいえ、1923年以降、これまでに付近では数回、M5を超える地震の事例がある。1962年11月のM5.4・震度4や1970年のM5.1・震度3、1979年05月のM5.3・震度3に1989年04月26日のM5.3・震度3である。

これら4回についてその後2ヶ月以内の国内M5以上を追跡してみると、4回中4回ともM5を超える地震が起きていた震源があることがわかった。北海道東方沖である。

1979年には千葉県北東部での地震から6週間後に北海道東方沖でM5.9・震度4とM5.2・震度3が、1989年にも6週間後に北海道東方沖でM5.3・震度1が起きていた。

また1970年の事例では千葉県北東部からわずか5日後に北海道東方沖でM5.4、M5.8、M5.2が連発していた他、1962年には翌日にM6.3・震度3を引き起こしていたのだ。

こうした過去の事例からは確率的に北海道東方沖におけるM5以上が発生する可能性があると言えるが、今回はどうなるだろうか。
 
※画像は気象庁より。