190126-009熊本県熊本地方震度5弱

年始の熊本県熊本地方・震度6弱震源付近で再び震度5弱が発生


 
2019年01月26日の14:16に熊本県熊本地方でM4.3・震度5弱の地震が発生した。今回の震源は01月03日に震度6弱を記録した震源の近くで起きたとみられる。震度6弱のM5.1に対し今回M4.3と規模が近いことから、今後への警戒を高める必要があるだろう。

 
日本国内で震度5弱以上の揺れを記録したのは01月03日に震度6弱を観測した熊本県熊本地方M5.1以来23日ぶり。

今回の震源はこの地震の震源からすぐ近くであったとみられることから、余震であった可能性は今のところ否定出来ない。

01月03日の震度6弱以降、熊本県熊本地方では計15回の有感地震が起きており、そのうちの3回は今回の震源付近で発生した地震であった。

01月03日の震度6弱直後に2度起きた地震と、01月21日のM3.5・震度2である。震度6弱の震源付近では18日間記録されてこなかった有感地震が今回の震度5弱の5日前に再び発生していたことから、21日の地震と今回の地震の関連は拭えないだろう。

詳しくは調査・検討を待つ必要があるが、今回の地震が01月03日のM5.1・震度6弱の余震であった場合、今後強い地震は起き得るのだろうか。東日本大震災と平成28年熊本地震の例を挙げてみることにする。

2011年03月11日の東日本大震災では、三陸沖でM9.0の本震前に発生していたM7以上は2日前、03月09日のM7.3のみで、本震以降は2011年07月10日のM7.3と2012年12月07日のM7.3のみ。

また2016年04月14日の前震がM6.5、本震が04月16日のM7.3であった熊本地震の場合、M5.5以上と本震に近い規模の地震は本震以降、直後のタイミングでのM5.9と04月19日のM5.5の2回。

これらの事例ではそれぞれ、本震後の余震は本震との比較でマグニチュードが1以上小さかったことがわかるが、今回のケースでは01月03日のM5.1が本震であったと仮定した場合、本日のM4.3はマグニチュードで0.8とその差が1未満であることから、今後更に強い地震に発展、M5.1を超える本震に繋がっていく可能性もゼロではないと考えておくべきであろう。

01月03日のM5.1・震度6弱の発生時、気象庁では震源における活断層について「既知の活断層はない」と説明していたが、未知の活断層の存在も考えられるだけに、今後の地震には厳重な注意が必要であるのは間違いない。
 
※画像は気象庁より。