190226-009択捉島南東沖M5.4

択捉島南東沖でM5.4が発生、北海道東部ではM6クラスへの注意も


 
2019年02月26日の02:14に択捉島南東沖でM5.4・震度1の地震が発生した。択捉島南東沖における有感地震の発生は2019年初だが、現在この一帯にはM6クラスを含む地震への注意が求められている。

 

択捉島南東沖で2019年初の有感地震

日本国内でM5.0を超える規模の地震が起きたのは02月21日の胆振地方中東部M5.7・震度6弱以来5日ぶりで、択捉島南東沖で有感地震を観測したのは2018年12月28日のM5.0・震度1以来およそ2ヶ月ぶりであった。

千島海溝沿いM8.8クラス巨大地震の切迫により注目を集める機会が増加している北海道東部だが、択捉島南東沖で有感地震が記録されるケースはそれほど多くない。

2018年が5回、2017年は3回、2016年は4回と年に数回程度であるのだ。M5クラスであったとは言え、年に数回レベルの地震が及ぼす影響を当面注視していく必要があるだろう。

また、北海道はシグナルがよく点灯するが、今回ももうひと回り大きな規模の地震に対するシグナルが出ている状態である点にも留意しておくべきと言える。
 

M6クラス発生への注意も

北海道から千島海溝方面については2018年12月21日のロシア・カムチャッカ半島付近M7.4の際、過去の6例についてその後を追跡したところ、北海道から千島海溝沿いにおける比較的強い地震が目立っていたとして注意を促していたが、その直後に択捉島南東沖でM5.6とM5.5のM6クラスが発生。

また現在も01月13日の鳥島近海付近M5.4からの流れでM6クラス以上の地震が発生する可能性が示されているのだ。

これは過去の5例中4例で北海道東部方面におけるM5以上に繋がっていた以外にも、オホーツク海まで含めれば4例全てにおいてM6クラス以上が起きていたというもの。

中には1994年のようにM8.2の北海道東方沖地震が記録されていた例もあることから注意が必要だが、今回、択捉島南東沖でM5.4が発生したことにより、03月中旬まで引き続き、もう一回り大きな地震への警戒が必要な状態であると言えよう。
 
※画像は気象庁より。