19-0327-009M5以上2週間沈黙

日本国内でM5超え地震が2週間沈黙、過去にはM6超えで破っていたケースも


 
03月13日に紀伊水道でM5.3・震度4の地震が起きて以来、日本列島でM5.0を超える地震が2週間発生していない。過去の類似ケースには何らかの傾向性は見られてきたのだろうか。

 
日本列島で最後にM5.0を超える規模の地震が記録されたのは03月13日の紀伊水道M5.3・震度4で、それ以降2週間に渡りM5.0以上の地震は起きていない。

前回、M5以上が2週間以上沈黙したのは2018年11月05日の国後島付近M6.3・震度4から11月21日の種子島近海M5.2・震度3までの16日間であったことからおよそ4ヶ月ぶりの静穏と言えるが、2週間以上の停滞は毎年数回発生している。

2018年は3回、2017年が2回、2016年も2回といった具合で、2011年の東日本大震災以降、2週間以上のM5.0超えなしは今回が24回目なのだ。同様の事例に関しいくつか数字を紹介しておくことにする。

最も長く間隔があいたのは2017年08月16日の奄美大島北西沖M5.7・震度2から09月08日の小笠原諸島西方沖M6.1・震度3までの23日間であった。

また、過去23回の平均間隔は16.4日であり、今回すでに14日間が経過していることから遠からずM5.0以上の地震が国内で発生するものと考えておくべきだろう。

2週間以上の沈黙を破るM5.0以上の地震がM6を超える規模であったケースも複数見られている。

前述の小笠原諸島西方沖M6.1以外にも、2014年12月11日に18日ぶりのM5以上となった石垣島北西沖M6.1・震度2や2015年07月07日に14日ぶりのM5超えとなった北海道東方沖M6.3・震度3などである。

中には2013年09月20日に16日ぶりとなった福島県浜通りM5.9・震度5強のように強い揺れを伴っていたケースや、2016年04月01日の三重県南東沖M6.5・震度4のように南海トラフ巨大地震の前触れではないかとして大きな注目を集めたケース、更には東日本大震災直前の時期にはなるが2010年12月22日に16日ぶりのM5以上となった父島近海M7.8・震度4のように大地震であったケースなど、特徴的な事例も見られている。