190527-009茨城県北部震度4

茨城県北部で震度4、2年ぶりの震度4で特徴は


 
2019年05月27日の04:04に茨城県北部でM4.2・震度4の地震が発生した。関東地方では2日前にも千葉県で震度5弱を記録したばかりであり、前日のペルーM8.0と合わせ地震への警戒が再び高まりそうだ。

 

茨城県北部で2年ぶりの震度4

日本国内で震度4以上を観測したのは05月25日の千葉県北東部M5.1・震度5弱(速報値では千葉県南部)以来2日ぶりで、首都圏で相次ぐ強い揺れは、05月26日のペルーにおけるM8.0巨大地震と合わせ、地震への警戒を強めそうだ。

茨城県北部で有感地震が起きたのは05月22日のM3.4・震度1以来5日ぶりで、2019年としては今回が11回目。2018年の有感地震発生数が54回であったことに照らせば現状の地震活動が特に活発というわけではない。

とは言え茨城県北部を震源とした地震が震度4以上を前回記録したのは2017年08月02日のM5.5・震度4であり、約2年近い空白後の震度4であったと受け止めれば、今後の地震活動に注意する必要があるだろう。
 

今回の震源位置と過去事例の特徴

今回の震源位置は茨城県北部の海寄りで深さは約10kmと浅かった。2日前の千葉県北東部M5.1・震度5弱の深さは約38kmであったため、今回の地震との関連は深くないとみられる。

また今回の震源付近に目立った活断層は知られておらず、これまでに強い地震が発生した事例もない。過去に多数の有感地震が起きてきたのは今回の震源より内陸部が圧倒的に多く、震度6弱を記録した2016年12月28日の茨城県北部M6.3も深さこそ約11kmと近かったが、今回より震源は内陸部であった。

これまでにそれほど多くの地震が記録されてこなかった場所における揺れであった今回の地震だが、過去に数回、深さまで類似した場所で小規模な地震が起きたことがある。

それらの多くは東日本大震災直後のタイミングであったが、2012年04月と2014年08月にも、今回の地震に近い条件で揺れていたケースが見つかった。

この2つの事例についてその後2ヶ月以内の国内M5以上を追跡してみると、2つの特徴が共通していた。

まず関東地方での続発地震が起きていたことである。2012年04月の際には茨城県北部で今回の震源に近い場所が揺れると、13日後に茨城県沖でM5.6・震度4、同月内に千葉県北東部でM5.5・震度4とM5.8・震度5弱。

また2014年08月のケースでも茨城県北部から3週間後に栃木県北部でM5.1・震度5弱、その2週間後に茨城県南部でM5.6・震度5弱と首都圏で強い揺れが続いていた。

次に見られた特徴がどちらの事例でもその後青森県東方沖でM6を超える規模の地震が起きていたことである。2012年04月には翌月M6.1・震度5強が、そして2014年08月の時は茨城県北部からわずか2日後にM6.1・震度5弱がそれぞれ青森県東方沖で発生していたのである。
 
※画像は気象庁より。