190601-009千葉県北東部震度4、首都圏で8日間に3回目の強い揺れ

千葉県北東部で震度4、首都圏で8日間に3回目の強い揺れ


 
2019年06月01日の07:58に千葉県北東部でM4.7・震度4の地震が発生した。今回の地震は1週間前のM5.1・震度5弱と比較的近い場所で起きたことから、本震に対する余震であったのか今後見極めていく必要がありそうだ。千葉にはM5以上のシグナルも出ている。

 

千葉県でまた強い揺れ、首都圏で8日間に3回目の震度4以上

日本国内で震度4以上を観測した地震としては05月27日の茨城県北部M4.3・震度4以来5日ぶりで、関東地方ではその2日前にも千葉県でM5.1・震度5弱が起きていたことから、首都圏での強い揺れがわずか8日ほどの間に3回も続いている形だ。

千葉県北東部では05月27日にM2.4・震度1の地震が記録されたばかりだったが、この時の震源は今回より北側に離れた場所であり、震源の深さも今回の約40kmに対し28kmと多少の差異があった。

今回の地震において注目すべきは、前述した05月25日に千葉県で震度5弱の揺れを伴ったM5.1だろう。

というのも、当初千葉県南部とされていた震源がその後「千葉県北東部」に更新されており、位置的に今回の震源のすぐ西側、深さも今回の約40kmに対し38kmと近い条件で起きていたためである。

気象庁は千葉県北東部M5.1・震度5弱が発生した歳に、陸側プレートの下に沈み込んでいる海側プレート内部で起きた地震であり、今後1週間、最大震度5弱程度の地震に注意して欲しいと呼びかけていたが、今回、1週間後に再び強い揺れが千葉を襲ったという意味では気象庁の呼びかけ通りになったとも言える。
 

千葉に出ていたシグナル

今回のM4.7・震度4の地震については気象庁の呼びかけだけでなく、過去の事例からも千葉で再び強い地震が発生するシグナルが出ていた。

類似した条件で起きていた05月25日のM5.1・震度5弱の際、付近が揺れた場合千葉県で再びのM5以上に繋がっていく傾向性が示されていたのである。

また05月08日の関東東方沖M4.8でも、付近で地震が発生すると千葉や茨城でのM5以上が起きる傾向があると指摘しており、05月25日の千葉県北東部震度5弱と05月27日の茨城県北部震度4、それに今回の震度4はM5以上ではなかったものの傾向性は合致している。

更に05月27日の茨城県北部M4.3・震度4では、過去に類似条件下で発生していた地震以降、関東地方での続発地震が目立つ傾向があり、今回の震源であった千葉県北東部が複数回、揺れていたケースもある。

2012年04月に茨城県北部で地震が起きると、その後千葉県北東部M5.5・震度4とM5.8・震度5弱に繋がっていったのだ。

今回、1週間前のM5.1に比較的近い規模でM4.7が発生したことから、これらが本震と余震という関係であるのかそれとも地震活動が活発化しどちらも前震だったと言われることになるのか判断が難しい展開となったが、過去の事例からはM5を超える地震が千葉や茨城で起き得る、との警戒を解くべきではないだろう。
 
※画像は気象庁より。