190909-009岡山県南部でまた地震、日向灘や和歌山県南方沖、三河湾でも

岡山県南部でまた地震、今度は兵庫県に近い東側で


 
2019年09月09日の00:36に岡山県南部でM2.9・震度1の地震が発生した。岡山県南部は有感地震が少ないが、09月01日に2年ぶりとなる揺れが観測されたばかり。またこの間、日向灘や和歌山県南方沖、それに三河湾といった場所でも地震が見られている。

 

岡山県南部では1922年以来、有感地震がこれまでに48回しか観測されておらず、今回が49回目に当たるが、09月01日にもM2.7・震度1の地震が起きたばかり。

2017年09月以降2年ぶりであった地震が2019年09月に連発した形だが、震源の位置は前回と今回で異なっている。

前回のM2.7が岡山県の西側、広島県との県境付近であったのに対し今回のM2.9は岡山県の東側、兵庫県との県境に近い位置であったのだ。

深さは前回の13kmに対し今回は約20kmとされており比較的近いが、どちらも近くに目立った活断層は確認されていないことから今後の影響を見極めるのは難しい。

では、過去の事例から何らかの傾向性を見出すことは出来るだろうか。

今回の震源付近が過去に揺れたのは3例。1969年02月のM4.3・震度2と1990年04月のM3.7・震度2、それに2011年04月のM2.6・震度1が挙げられる。

これら3例についてその後2ヶ月間の発震状況を追跡してみると、気になる南海トラフ関連大きく揺れていたという傾向は特に見られなかった。

一方、09月01日と今回のように短期間の間に岡山県の西側と東側がそれぞれ揺れていたケースとしては前述の2011年04月にM2.6・震度1が発生していた事例が該当する。

今回の震源から近い場所で地震が起きた2011年04月17日の2日後に、岡山県の西側でM2.8・震度1が観測されていたからである。

岡山県の東西で短期間の間に地震が発生していたという点で類似性のある2011年04月の際には、その1.5ヶ月後に島根県東部でM5.2・震度4という規模の地震が起きていたが、今回はどうなるだろうか。

09月01日に岡山県南部で2年ぶりとなる地震が発生してから今回までの間に、日向灘で3回、和歌山県南方沖でM4を超える地震三河湾では2年半ぶりとなる地震、それに宮崎県南部平野部で1年04ヶ月の有感地震がそれぞれ観測されるなど小規模とは言え南海トラフ関連における地震が増加傾向にある点にも留意しておく必要があるだろう。
 
※画像は気象庁より。