191001-011茨城県震源の地震が3日間で5回に

茨城県震源の地震が3日間で5回に、福島・茨城・千葉M5以上へと繋がる傾向性も


 
2019年09月29日から10月01日にかけて茨城県を震源とする有感地震が相次いでいる。3日間に5回もの地震が続いているが、最近発生していた同様の事例では、その後茨城県もしくは隣接する福島県、千葉県におけるM5以上に繋がっていたケースが多い。今回も同様の展開となる可能性に留意しておくべきだろう。

 

茨城県北部、茨城県南部それに茨城県沖を震源とする有感地震は09月29日から10月01日の19:00までに5回に達している。

2019年09月29日 M3.2 震度1  茨城県南部(深さ約53km)
2019年09月29日 M3.6 震度2  茨城県北部(深さ約53km)
2019年09月30日 M4.4 震度3  茨城県北部(深さ約60km)
2019年10月01日 M3.2 震度1  茨城県沖(深さ約40km)
2019年10月01日 M3.5 震度2  茨城県南部(深さ約50km)

震源の深さがいずれも50km前後と共通していることからそれぞれの地震が無関係とは言い切れず、今後への影響が懸念される。

では、同様に茨城県を震源とした地震が過去に連発を記録したケースではその後何らかの傾向性は見られてきたのだろうか。

地震活動が非常に活発な茨城県では、今回と似たような形で地震が続いたケースも比較的多い。

3日間に4回以上、茨城県を震源とする有感地震が発生した事例は前回、06月06日から08日にかけて4回相次いだ際。

この時、その後どのような地震が起きていたかと言えば連発から9日後に茨城県北部でM5.1・震度4の地震が記録されていた。

そしてその前となる2018年12月11日から12日にかけて4回の地震が観測された時にも、19日後に福島県沖でM5.0・震度3が発生していた。

茨城県沖で3日間以内に4回以上の有感地震が起きていたのは過去約1年間で6回。それらについてその後1ヶ月の発震状況を追跡してみると、6事例中6例で茨城県もしくは隣接する千葉・福島におけるM5以上が発生していた。

2018年07月の事例では13日後に福島県沖M5.8・震度4、2018年08月の際には半月後に茨城県沖でM5.5・震度4、2018年09月の時は1ヶ月後に千葉県北東部でM5.2・震度4、そして2018年12月のケースでも8日後に福島県沖でM5.0・震度4と言った具合なのである。
 

※画像は09月30日の茨城県北部M4.4・震度3。気象庁より。