2019年11月05日伊豆大島近海で4回の地震、前回の連発で見られたその後の傾向は

伊豆大島近海で4回の地震、前回連発後に見られた国内地震の特徴は


 
2019年11月05日未明、伊豆大島近海で4回の有感地震が相次いで発生した。伊豆大島近海は02月にも04回の揺れが連続するなど地震活動が非常に活発な場所。この時その後の伊豆・小笠原におけるM5以上に言及したところ、やはり半月後に硫黄島近海でM5.4の地震が起きていた。また全国でその後1ヶ月間にM6クラスが4回発生していた。

 

2019年11月05日00:42 M2.0 震度1 伊豆大島近海(深さ約10km)
2019年11月05日01:09 M1.9 震度1 伊豆大島近海(深さ約10km)
2019年11月05日01:40 M2.5 震度2 伊豆大島近海(深さ約10km)
2019年11月05日01:49 M2.4 震度2 伊豆大島近海(深さ約10km)

伊豆大島近海における有感地震としては09月25日のM2.4・震度1以来40日ぶりで2019年としては今回の4連発で計14回の震度1以上を観測したことになる。

また1日に複数回の地震を記録したのは02月14日の4回以来。

2019年02月14日 M2.6 震度2 伊豆大島近海(深さ4km)
2019年02月14日 M3.4 震度3 伊豆大島近海(深さ0km)
2019年02月14日 M2.2 震度1 伊豆大島近海(深さ0km)
2019年02月14日 M2.0 震度1 伊豆大島近海(深さ0km)

今回の4回の地震は震源位置が2つに分かれており、伊豆半島と伊豆大島のほぼ中間地点で2回、伊豆大島寄りで2回であった。

伊東沖断層と稲取断層帯に挟まれた一帯で、前者はM6.7程度が、後者はM7.0程度が30年以内にそれぞれ「不明」の確率で予測されている。

伊豆大島近海は地震活動が活発であり、1日に複数回揺れたケースも数多いことから今回の4回の地震によるその後の影響を導き出すのは困難だが、02月に複数回の地震が発生した際に過去事例ではその後伊豆・小笠原へと繋がっていく傾向性について言及していた。

この時「2~3週間程度のうちに鳥島近海や父島近海、硫黄島近海といった小笠原諸島方面におけるM5台からM6を超える規模の地震に繋がっていた事例が複数見られた」と紹介していたが、では2019年02月の事例ではどうだったかと言えばやはり半月後の03月03日に硫黄島近海でM5.4・震度1、その後も鳥島近海M5.9・震度2や硫黄島近海M5.8・震度1が起きていた。

また、最近では08月29日の青森県東方沖M6.1・震度3以来2ヶ月以上発生していないM5.5を超えるM6クラスが、02月の伊豆大島近海における複数回の揺れ以降、1ヶ月でこれだけ起きていた点についても知っておくとよいだろう。

2019年02月16日 M5.5 震度2  宮古島北西沖
2019年02月21日 M5.8 震度6弱 胆振地方中東部
2019年03月02日 M6.2 震度4  根室半島南東沖
2019年03月11日 M6.0 震度3  福島県沖
 

※画像は気象庁より。