2019年11月06日島根県東部と島根県西部で地震、コンボ後の南海トラフ

島根県東部と島根県西部で地震、過去事例に目立つ南海トラフM6クラス


 
2019年11月06日に島根県東部と島根県西部で地震が発生した。同様の現象は10月15日にも起きていたが、この時はその後気象庁の確定値で島根県東部が島根県西部に更新されたため、島根県東部と島根県西部が揺れ合った事例としては今回が1年半ぶりとなる。過去の事例では南海トラフで強い地震が目立っていた。

 

2019年11月06日12:31 M2.6 震度1 島根県東部(深さ約20km)
2019年11月06日20:35 M3.0 震度1 島根県西部(深さ約10km)

島根県では2019年10月15日にも島根県東部と島根県西部でそれぞれ地震が発生していたが、その後気象庁の確定値で島根県東部M2.7・震度1とされていた地震が島根県西部M2.6・震度1と修正されたため、島根県東部と島根県西部が24時間以内に揺れあった事例とはならなかった。

今回の地震は10月の地震とは震源の位置が異なっており、島根県東部M2.6・震度1は島根県の東端に当たる鳥取県との県境付近で、島根県西部M3.0・震度1は10月の2度の地震より北側に当たる場所で観測された。付近に目立った活断層は確認されていない。

島根県東部と島根県西部が前回、24時間以内に両方で有感地震を記録したのは2018年04月23日で、1922年以降同様の現象は10回程度しか確認されていない。

比較的珍しいコンボであったと言えるが、10月15日の地震の際、過去データからその後南海トラフに関連する震源で10事例中7例のM5以上が、そのうち6例でM6クラス以上の地震が2ヶ月以内に起きていたことがわかっていることから、改めて今回のコンボで傾向性の踏襲に留意しておく必要があるだろう。

過去の事例では3週間後の大分県南部M5.6・震度3や半月後の日向灘M5.6・震度3、1ヶ月後の宮崎県北部山沿いM6.0・震度4、5週間後の三重県南東沖M5.5・震度2に1ヶ月後の和歌山県北部M5.5・震度5強などが起きていた他、前回事例の2018年04月23日の際にも、06月12日の大隅半島東方沖M5.6・震度4に続いて06月18日には大阪府北部でM6.1・震度6弱を記録した大阪府北部地震が起きていたのである。
 

※画像は気象庁より。