2019年11月22日で前回のM7以上大地震・福島県沖M7.4から3年

2019年11月22日で日本国内最後のM7以上大地震だった福島県沖M7.4から3年が経過


 
2019年11月22日で日本国内における最後のM7.0以上大地震からちょうど3年となった。3年間に渡ってM7以上大地震が途絶えた時期は過去にそれほど例がない。震度6弱以上の揺れこそ起きてはいるが、地震の規模を示すマグニチュードで7以上大地震の空白が今後も続いていくとは考えにくい。

 

日本国内でこれまでに起きた最後のM7以上大地震は2016年11月22日の福島県沖M7.4・震度5弱である。

1922年以降、3年間に渡って日本国内でM7を超える大地震が観測されなかったケースは実は殆どない。1984年08月07日の日向灘M7.1・震度4から1989年11月02日の三陸沖M7.1・震度4までの約5年間、そしてそれから1993年01月15日にM7.5・震度6を記録した釧路沖地震までの3年2ヶ月と続いた程度である。

従って現在まで3年間に渡って国内で大地震が起きていないのは非常に珍しいと言え、更に2011年の東日本大震災からまだそれほど経っていない時期であることに照らせばこうした空白が続く筈がないと考えるのが自然だが、最近の国内地震の傾向性から現在を静穏期と受け止めている人は多くないだろう。

その理由はM7以上大地震こそ発生していないものの、強い揺れを伴う地震が複数回起きているからだ。

前回のM7以上大地震であった福島県沖M7.4が記録されてからこれまでに起きてきた震度6弱以上の揺れは3年間に6回もあったのである。

2016年12月28日 M6.3 震度6弱 茨城県北部
2018年06月18日 M6.1 震度6弱 大阪府北部
2018年09月06日 M6.7 震度7  胆振地方中東部
2019年01月01日 M5.1 震度6弱 熊本県熊本地方
2019年02月21日 M5.8 震度6弱 胆振地方中東部
2019年06月18日 M6.7 震度6強 山形県沖

1922年以降、震度6以上を観測した地震がおよそ100年間で71回であることからここ3年間の震度6弱以上が6回というペースは確かに強い揺れが続いているとは言えるものの、地震の規模を示すマグニチュードにおいてM7以上大地震が3年間発生していない現状が続くとは考えにくい。

1993年01月まで3年2ヶ月続いたM7以上大地震の空白後には、その後2年間でM8クラス3回を含むM7以上大地震が6回続いていた。

1993年07月12日 M7.8 震度5 北海道南西沖地震
1994年10月04日 M8.2 震度6 北海道東方沖地震
1994年10月09日 M7.3 震度4 北海道東方沖
1994年12月28日 M7.6 震度6 三陸はるか沖地震
1995年01月07日 M7.2 震度5 岩手県沖
1995年01月17日 M7.3 震度7 阪神淡路大震災
 

※画像は2016年11月22日の福島県沖M7.4。気象庁より。