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2019年12月05日大隅半島東方沖でM4.7・震度3

大隅半島東方沖でM4.7の地震、震度3以上としては1年半ぶりで過去事例の特徴は


 
2019年12月05日23:54に大隅半島東方沖でM4.7・震度3の地震が発生した。大隅半島東方沖における有感地震としては4ヶ月ぶりで、震度3以上を記録したのは2018年06月以来1年半ぶり。今回の震源付近で過去に起きてきた地震では、その後南海トラフ周辺でどのような地震へと繋がっていたのだろうか。また国内で強い地震が記録されていた事例は。

 

2019年12月05日23:54 M4.7 震度3 大隅半島東方沖(深さ約40km)

大隅半島東方沖で有感地震が観測されたのは08月12日のM3.9・震度1以来4ヶ月ぶりで2019年としては今回が5回目。震度3以上の地震を記録したのは2018年06月12日のM5.6・震度4以来1年半ぶりとなる。

12月04日に栃木県北部で発生したM4.7・震度4の地震の際に過去の事例から「過去の事例からは南海トラフについても注視する必要がある」と指摘したばかりであるが、M6クラス以上への繋がりも多く見られていたことから引き続きの注意は必要だ。

大隅半島東方沖、今回の震源付近で過去に起きてきたM4.5以上の地震7例についてその後の国内発震について追跡したところ、1ヶ月以内に南海トラフ周辺や関連する西日本内陸でのM5以上が発生していたケースは7例中6例であった。

3週間後の奄美大島近海M5.0・震度1や1ヶ月後の種子島近海M5.0・震度3、3週間後の鳥取県西部M5.3・震度3、1ヶ月後の駿河湾南方沖M5.1・震度3といった地震の他、直近で発生していた事例としては4日後に奄美大島北東沖M5.3・震度2、4日後に九州地方南東沖M5.2・震度1といった例が見られた。

また最近の関東地方における地震活動により広がっている強い地震への警戒という点から、大隅半島東方沖での類似事例以降、2ヶ月以内に国内M7クラス以上へと繋がっていたケースについても追跡してみるとその数は7例中4例と少なくなかった。1980年02月の事例では大隅半島東方沖から5日後に北海道東方沖でM6.8・震度4、その1週間後にも沖縄本島北西沖でM6.7・震度3。

1989年10月の際は1ヶ月後に三陸沖でM6.5・震度3とM7.1・震度4、2000年08月の時はわずか3日後に小笠原諸島西方沖でM7.2・震度4の地震が起きていた。

また1983年03月のケースではその2ヶ月後に秋田県沖でM7.7・震度5の日本海中部地震が発生していた。
 

※画像は気象庁より。