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2019年12月05日地震増加する茨城県北部で過去の強い地震前の傾向は

茨城県北部で続く有感地震が2日間で8回に、強い地震起きる前の傾向性は


 
2019年12月05日の22:35に再びM4.5・震度3の地震が発生した茨城県北部で12月04日以降地震が続いており、2日間で震度4を含む8回に達している。茨城県北部でこれまでに強い地震が起きた際には、その前に地震は頻発していたのだろうか。

 

茨城県北部で続く地震、震度4のM4.9に近いM4.5も

2019年12月05日22:35 M4.5 震度3 茨城県北部(深さ約10km)

12月04日にM4.9・震度4の地震が起きた茨城県北部では、その後もほぼ同じ位置で地震が相次いでおり、12月05日までに8回を記録している。

茨城県北部12月04日以降の有感地震
12月04日10:38 M4.9 震度4 茨城県北部(深さ9km)
12月04日10:50 M3.5 震度2 茨城県北部(深さ9km)
12月04日12:01 M2.6 震度1 茨城県北部(深さ8km)
12月04日17:57 M3.3 震度1 茨城県北部(深さ9km)
12月05日08:36 M3.1 震度1 茨城県北部(深さ約10km)
12月05日08:38 M3.9 震度2 茨城県北部(深さ約10km)
12月05日15:01 M3.9 震度2 茨城県北部(深さ約10km)
12月05日22:35 M4.5 震度3 茨城県北部(深さ約10km)

12月05日の22:35に発生した地震で注目されるのは、12月04日のM4.9に近いM4.5という規模であった点である。2016年04月の平成28年熊本地震では、M6.5・震度7の後、ほぼ同規模のM6.4・震度6強が起き、その後M7.3・震度7の揺れに繋がっていった。こうした流れとなっていく可能性も捨てきれないからだ。

では、茨城県北部で過去に強い地震が起きた際には、その直前にどのような地震が発生していたのだろうか。
 

茨城県北部で強い地震起きる前の地震状況は

茨城県の内陸部では1895年に霞ヶ浦付近でM7.2、1921年には竜ヶ崎付近でM7.0とM7を超える大地震が記録されてきたが、1922年以降M7を超える大地震は観測されておらず、M6を超える規模であった地震が1924年、1930年、2011年そして2016年の4回起きてきた。

これら4回のM6超え地震についてその直前1ヶ月間に同じ茨城県北部で発生していた有感地震について見てみると、1924年09月のM6.5・震度4の際はなし、1930年06月のM6.5・震度5の時は2日前に1回、2016年12月のM6.3・震度6弱のケースでは直前1ヶ月にM3前後の地震が4回、と前震的な意味合いを持つ地震が多くの場合目立たなかった。

一方で2011年03月19日、東日本大震災の8日後に発生したM6.1・震度5強では茨城県北部で91回も直前地震が起きており、最大だったのがM5.5であった。

今回、2日間で8回の有感地震を記録している状況が今後強い地震へと繋がっていくのかこのまま収束していくのかは不明だが、2011年03月のケースでは18:56に発生した茨城県北部M6.1の地震までに、当日のうちに15回もの地震が茨城県北部で観測されていたことから、地震発生のペースが高まるようなことがあれば警戒を強めるべきだろう。

関東地方では12月03日と04日の2日間で3回の震度4が起きるなど地震活動が活発化している。

2019年12月の関東地方震度4
12月03日 M4.7 震度4 茨城県南部(深さ52km)
12月04日 M4.9 震度4 茨城県北部(深さ9km)
12月04日 M4.8 震度4 栃木県北部(深さ7km)
 

※画像は気象庁より。