2019年12月12日鳥島近海付近でまた地震今度はM4.9

鳥島近海付近で今度はM4.9地震、前日からのM5クラス以上が計4回に


 
2019年12月12日の朝にM4.7が起きた鳥島近海付近で12:33に再びM4.9の地震が発生した。鳥島近海付近では12月11日にも2度のM5超え地震が観測されたばかり。12月11日・12日の2日間にこれまで起きたM5クラス地震は計4回となった。

 

2019年12月12日12:33 M4.9 震度- 鳥島近海付近(深さ約10km)

気象庁は現在までにこの地震による震度1以上の揺れを発表していない。

今回の震源は12月12日08:38のM4.7からわずかに西側であったものの、前日12月11日に起きていたM5.9とM5.2に近く、同じ領域と言って良い場所。深さもほぼ同じであった。

12月11日から付近で続く鳥島近海付近でのM5クラス以上地震はこれで計4回となった。

2019年12月11日02:05 M5.9 震度- 鳥島近海付近(深さ約14km)
2019年12月11日02:29 M5.2 震度- 鳥島近海付近(深さ約14km)
2019年12月12日08:38 M4.7 震度- 鳥島近海付近(深さ約10km)
2019年12月12日12:33 M4.9 震度- 鳥島近海付近(深さ約10km)

伊豆・小笠原では他にも北側に当たる八丈島東方沖で12月08日にM4.5、12月09日にM4.4の地震が深さ約50kmでそれぞれ起きるなど地震が目立つ状態となっている。

鳥島近海の浅い震源では1965年に今回の一連の地震より西側に当たる場所でM6.3・震度4の地震が発生した事例がある他、今回の震源付近で2015年05月にM6.0の地震が起きた際には3週間後に小笠原諸島西方沖でM8.1・震度5強の巨大地震が記録されていた。

また、今回の震源にごく近い場所で過去に発生した7例におけるその後の発震傾向性については12月11日のM5.9の際に紹介したが、伊豆・小笠原での続発地震では2007年のケースのようにその後八丈島東方沖や父島近海、小笠原諸島西方沖でM6クラスを含むM5以上が2ヶ月間に5回起きた事例もあることから、鳥島近海を含む伊豆・小笠原での地震活動を注視していくべきだろう。
 

※画像はU.S. Geological Surveyより。