2019年12月17日硫黄島近海付近でM4.6の地震

硫黄島近海付近でM4.6地震、10日前の前回は4日後に鳥島近海付近でM5.9


 
USGSによると2019年12月17日06:04に硫黄島近海付近でM4.6の地震が発生した。今回の震源付近では12月07日にも地震が観測されていたが、その4日後には鳥島近海でM5.9のM6クラスが起きていた。

 

2019年12月17日06:04 M4.6 震度- 硫黄島近海付近(深さ約114km)

気象庁はこの地震による震度1以上の揺れを現在までに発表していない。

今回の震源付近では12月07日にも深さ約116kmと似た地震がM4.3の規模で起きており、翌日に八丈島東方沖付近M4.5、八丈島東方沖M4.4・震度1、その後鳥島近海付近で12月11日のM5.9を含む5回のM4.5以上が発生するなど伊豆・小笠原では地震が続いている

今回の震源付近が前回揺れた12月07日のケースでは4日後に鳥島近海付近でM5.9のM6クラスが起きていたことから、それ以外にも今回の場所からごく近く・深さ100km前後で同程度の規模が観測された4事例についてその後の発震状況を追跡してみると、伊豆・小笠原で1ヶ月以内にM6クラス以上の地震が発生していたのは4例中2例。12月07日の事例を含めれば5例中3例となる。

中には2007年03月のように硫黄島近海付近でM5.0が起きるとその2日後に鳥島近海でM6.0が発生していたように12月07日の前回事例と似たパターンであったケースも。

1ヶ月以内にM6クラスへと繋がらなかった2例でも、1例では2ヶ月後に鳥島近海でM6.2が、またもう1例では2週間後に八丈島東方沖でM5.2が発生していた。

それ以外に今回の震源付近が揺れた事例で目立っていた点は、4例中2例で1ヶ月以内に国内M7クラス以上が記録されていたことだ。

2007年11月の際には3週間後にM6.9・震度6強の能登半島地震が、また2016年11月には半月後に福島県沖でM7.4・震度5弱がそれぞれ起きていたのである。

更に2002年03月の事例では硫黄島近海付近・今回の震源ごく近くで地震が発生してからわずか20分後に、国内ではなかったものの台湾付近でM7.0の大地震が起き、日本でも震度3を観測していた。
 

※画像はU.S. Geological Surveyより。