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2016年12月23日兵庫県の日本海側で深海魚アカナマダが釣り上げられる


 
2016年12月23日に兵庫県の日本海側で深海魚の「アカナマダ」が釣り上げられたと現地の新聞が報じている。

兵庫県の日本海側で「アカナマダ」

これは神戸新聞が12月23日に伝えているもので、兵庫県豊岡市の男性が12月18日に日本海側で体長約1.2mのアカナマダを釣り上げたという。

アカナマダは非常に珍しい深海魚としてされており、日本でもまれに漁獲されることがあるが、2001年に兵庫県で捕獲された際には標本が国立科学博物館に寄贈されていたこと、また2015年にハワイ沖で漁業の実習を行っていた宮崎県の高校が釣り上げた際にはアカナマダが剥製にされ宮崎県の博物館に寄贈されたことからも滅多に目にすることのできない深海魚であることが分かる。
 

長期的なトレンドは

深海魚の水揚げで地震が起きるのではないかとの不安が広がりそうだが、直後に強い地震が起きていた例というのは実はそれほど多くない。だが2016年4月の平成28年熊本地震の前、3月には鹿児島県でテンガイハタが見つかっていた例がある他、長期的なトレンドを見てみると深海魚が捕獲される場所には一定の傾向があることに注目しておく必要があるだろう。

2015年後半から2016年前半にかけて、深海魚の捕獲が伝えられていたのはその多くが日本海側だったのである。そこへ2016年10月21日、鳥取県中部M6.6・震度6弱が発生した。そしてこの地震以降、今度は日本海側よりも寧ろ静岡県で深海魚が相次いで見つかっているのである。

今回、兵庫県の日本海側で再び深海魚が見つかったのが再びのトレンド変化なのかどうかは今後の状況を見守る必要があるが、同時に静岡県を中心とした東海・東南海付近への注意も怠るべきではないと言える。
 
※画像はGoogleマップより。
関連URL:【神戸新聞NEXT】吉兆の前触れ? 深海の超珍魚捕獲 豊岡の男性