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2019年12月18日沖縄本島近海M5.0・震度4、阪神淡路大震災の前にも

沖縄本島近海M5.0の震源付近では阪神淡路大震災や淡路島付近震度6弱前にも地震


 
2019年12月18日に沖縄本島近海で発生したM5.0・震度4の地震で、過去に付近で起きてきた類似事例ではその後沖縄県の周辺や南海トラフ沿い・西日本でどのような地震に繋がっていたのだろうか。琉球海溝沿いで多数の地震が起きていた他、阪神淡路大震災の前にも今回の震源付近が揺れていた。

 

フィリピン海プレート沿いに出ていたシグナル

2019年12月18日08:35 M5.0 震度4 沖縄本島近海(深さ約40km)

沖縄本島近海で発生した今回のM5.0・震度4の地震は沖縄本島近海を震源とする震度4以上を記録した地震としては2016年09月26日のM5.6・震度5弱以来3年3ヶ月ぶりであった。

今回の地震に際しては直前の時期にシグナルが出ていた。3日前、12月15日にフィリピンで発生したM6.8の地震においてフィリピン海プレート沿いでは過去の事例から「南海トラフ沿い・琉球海溝沿いでM5以上が起きていた事例は9例中8例であり、そのうち6例がフィリピンから1ヶ月以内の発震と高い傾向性を示していた」と指摘していたのである。

また、そのうち「M6クラス以上が観測された事例も9例中6例に達していた」ことから、南海トラフ沿い及び琉球海溝沿いで更に強い地震へと繋がっていく可能性も否定は出来ない。では、沖縄本島近海における今回の震源が過去に同規模以上で揺れた際には、その後どのような発震傾向を示してきたのだろうか。

阪神淡路大震災や淡路島付近M6.3・震度6弱の前にも

今回の震源付近で1922年以降に起きてきた深さ30~50kmのM5以上は12回。それらについて2ヶ月以内の発震状況を追跡すると、最もM5以上の地震が起きていたのが琉球海溝沿い・沖縄県であった。

12例中11例で2ヶ月以内にM5以上が、そのうち7例ではM5.5以上のM6クラスであったが、M6.5以上のM7クラスは発生していなかった。

また11例のM5以上のうち、沖縄本島近海における今回の震源付近後1ヶ月以内に記録されていたのが6例、1週間以内であった事例も2例あった。

1週間以内であったのは1996年06月の石垣島近海M5.5・震度1と2007年04月の宮古島北西沖M5.5・震度2で、後者は沖縄本島近海の翌日であった。

一方、2ヶ月以内のM5以上地震が12例中8例と前述の琉球海溝沿い・沖縄県より少なかったものの、3例でM7クラス以上に結びついていたのが南海トラフ沿い及び西日本内陸部であった。

1983年07月には1.5ヶ月後に大分県北部でM6.6・震度4が、2016年09月には1ヶ月後に鳥取県中部でM6.6・震度6弱が、そして1995年01月のケースでは沖縄本島近海で今回のごく近くが揺れてからわずか2日後にM7.3・震度7の兵庫県南部地震が発生していたのだ。

更に2013年04月に淡路島付近でM6.3・震度6弱が起きる5週間前にも今回の震源付近ではM5.0・震度4の地震が観測されていた。

他にも千島列島を含む日本国内及び周辺に広げれば2ヶ月以内にM7クラス以上へと繋がっていた事例は12例中9例に及んでいた。
 

追記:
2019年12月18日の沖縄本島近海M5.0・震度4は気象庁の震度データベースでM5.1・震度4となった。

※画像は気象庁より。