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191220-020アフガニスタンM6.1の地震とその後の国内発震傾向

アフガニスタンでM6.1、類似事例後に日本で見られた傾向性は


 
2019年12月20日日本時間20:39にアフガニスタンでM6.1の地震が発生した。今回の震源付近では過去にM7を超える規模の揺れも記録されてきたが、ごく近くで起きてきた地震では、その後日本国内でM7クラスが複数起きていた場所もあった。

 

2019年12月20日20:39 M6.1 アフガニスタン(深さ約210km)

世界でM6.0以上の地震が観測されたのは12月15日のフィリピンM6.8以来5日ぶりで12月としては6回目。

今回の震源付近では2018年01月にM6.2が深さ約193kmで、また2008年05月にもM6.2が深さ約116kmで起きていた。

過去には、それよりも更に近くで2002年03月にM7.4(深さ約225km)と2015年10月にM7.5(深さ約231km)の大地震が発生した事例がある。

周辺ではM6.0を超える規模の地震が深さ200km前後で起きるケースが多いが、今回の震源がユーラシアプレートの境界に近い場所であったことから、ごく近くで起きてきた9事例についてその後2ヶ月以内の国内発震状況を同じユーラシアプレート沿いで追跡してみると、いくつかの事例ではM7.0を超える大地震へと繋がっていた。

最近では2015年10月にアフガニスタン・今回の震源ごく近くでM7.5が起きると3週間後に薩摩半島西方沖でM7.1・震度4が、2007年04月の事例でも半月後に宮古島北西沖でM6.7・震度3が、また2002年03月の時も3週間後に石垣島近海でM7.0・震度1の地震が観測されていたのである。

それだけではない。12月20日には奄美大島近海でM4.3・震度3が発生したばかりだが、1995年10月の事例ではアフガニスタンが揺れてからわずか1時間後に奄美大島近海でM6.9・震度5の地震が記録されていたケースもあった。9例中4例でユーラシアプレート境界の琉球海溝付近におけるM6.5以上・M7クラスへと連なっていたのだ。
 

※画像はU.S. Geological Surveyより。