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2019年12月21日八丈島東方沖付近でM5.3の地震

海溝外側の八丈島東方沖付近M5.3地震、その後周辺での直近M5以上のケースも


 
2019年12月21日に八丈島東方沖付近で発生したM5.3の地震で、付近における過去の事例では、その後千葉県など周辺の震源における地震が比較的多く見られていた。

 

2019年12月21日04:40 M5.3 震度- 八丈島東方沖付近(深さ約10km)

気象庁はこれまでに震度1以上の揺れを発表していないが、既に述べた通り今回の地震が特徴的であったのは伊豆・小笠原海溝の東側で起きた地震であったという点で、多少離れた場所では2018年04月にM4.5が発生していたものの、ごく近くでこれまでに地震が記録されていた例としては2010年08月のM4.5程度。

そこで、範囲を多少広げて付近でこれまでに起きた地震7例についてその後の発震状況を追跡してみると、千葉県や関東東方沖といった周辺の震源におけるM5以上に繋がったケースが目立っていた。

7例中2例は2011年03月と07月、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の直後というタイミングであったことからこれらを除外した5例では、4例で1ヶ月以内に周辺でのM5.0以上が発生していた。

2003年07月の事例では1週間後に八丈島東方沖でM5.2・震度1、2005年09月の際には5日後に千葉県東方沖M5.0・震度2、2010年06月の時は1ヶ月後に千葉県北東部M5.0・震度5弱、そして2010年08月のケースでは5日後に東海道南方沖、といった具合。

参考事例として大震災直後のタイミングで起きていた2つの事例についてM6クラス以上に絞ってどのような発震があったか見てみると、2011年03月26日の例では4日後に関東東方沖M6.3・震度1、その後千葉県東方沖でM6.4・震度5弱、また2011年07月13日の事例でも12日後に千葉県東方沖でM5.7・震度3とやはり周辺の震源が揺れていたのである。
 

追記:
この地震の規模がM5.3からM5.2へと情報更新された。

※画像はU.S. Geological Surveyより。