2019年12月23日本州南方沖付近でM5.1の地震、その後多くで関東・東北M6クラス以上

本州南方沖付近でM5.1の地震、過去事例の多くでその後関東・東北M6クラス以上


 
Hi-netによると2019年12月23日04:56に本州南方沖付近でM5.1の地震が発生した。本州南方沖の地震では関東や東北地方で揺れが観測されるケースが多いが、付近でこれまでに起きてきた事例とその後の傾向性を追跡してみると、関東・東北地方におけるM6クラス以上が目立っていた。

 

2019年12月23日04:56 M5.1 震度- 本州南方沖付近(深さ約536km)

この地震による震度1以上の揺れを気象庁は現在までに発表していない。

本州南方沖ではしばしば地震が起きるが、震度1以上を記録する事例は多くなく、1922年以降の約100年でわずか6回のみでそれらの全てが今回同様の深さ300km以上深発地震であった。

これまでに本州南方沖で発生してきた有感地震には大きな特徴がある。それはいずれのケースでも、最も揺れたのが関東地方や東北地方と離れた場所であったという点だ。栃木県や東京都、神奈川県といった関東地方、それに宮城県で揺れを観測していたのである。

では、本州南方沖において今回の震源付近で発生してきた類似事例が、その後関東や東北にかけての一帯での次の地震に繋がっていたケースはあったのだろうか。

今回の震源付近で過去に起きてきたM4.5~M5.5、深さ400km以上の事例を抽出すると、その後関東や東北でM6クラス以上の地震に繋がっていたケースが目立っていた。

2ヶ月以内の関東・東北M6クラス以上が10例中9例、1ヶ月以内が6例と多かったのである。

中には1987年12月13日に本州南方沖付近・今回の震源ごく近くでM5.3の地震が発生すると、そのわずか4日後に千葉県東方沖でM6.7・震度5のM7クラスが起きていた事例もあった。

また1979年には千葉や茨城それに三陸沖で2ヶ月以内に3回のM5.5以上・M6クラスへと繋がっていた他、10例中6例で関東・東北M6クラス以上地震が2度以上記録されていた。
 

※画像はHi-netより。
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