2019年12月25日瀬戸内海中部で2回の地震

瀬戸内海中部で2度の揺れ、11月からの震度4含む一連の地震すぐ近くで


 
2019年12月25日未明、瀬戸内海中部で2度の地震が相次いで発生した。わずか1分の間に続けて発生した今回の地震は震源の位置はほぼ同じであったと見られ、11月からの震度4を含む一連の地震とごく近い場所であった。

 

2019年12月25日04:53 M2.6・震度1 瀬戸内海中部(深さ約10km)
2019年12月25日04:54 M2.8・震度1 瀬戸内海中部(深さ約10km)

瀬戸内海中部では2018年09月から14ヶ月有感地震が観測されていなかったが、2019年11月にM4.6・震度4を含む5回の地震が起き、その後12月04日にも震度1の地震が2回記録されるなど最近地震活動が活発化している

今回の震源は11月26日のM4.6・震度3を含む一連の地震の震源にごく近い場所で発生し、深さもこれまで同様の浅い位置であった。

今回の震源付近に目立った活断層は確認されていないが、西側には広島湾-岩国沖断層帯や安芸灘断層帯が走っている。

広島湾-岩国沖断層帯ではM7.5程度の地震が30年以内に「不明」の確率で起きる可能性があるとされている一方、安芸灘断層帯ではM7.2程度の地震が最大10%という高い確率で発生する可能性があると考えられている。

11月08日に2回の地震が観測された際、震源付近における過去の事例からその後の発震状況を追跡、「南海トラフに関連する場所で注目すべき地震が記録されていた」と指摘したところ11月22日に日向灘でM5.2・震度3の地震が発生していた。
 

※画像は気象庁より。