200103-018秋田県沖M4.6・震度2

秋田県沖でM4.6・震度2、深さ200km超える有感地震としては55年ぶり


 
2020年01月03日10:19に秋田県沖でM4.6・震度2の地震が発生した。深さ210kmで起きた今回の地震は秋田県沖における深さ200km以上の有感地震としては55年ぶり。深さ100kmを超える震度1以上としても1922年以降、これまでに2回しか記録されていない珍しい地震であった。

 

2020年01月03日10:19 M4.6 震度2 秋田県沖(深さ約210km)

秋田県沖では2019年12月22日にもM3.2・震度1が観測されていたが、この時の震源の深さは17kmであり、今回の210kmとは大きく異なっていた。

それどころか、秋田県沖で深さ200kmを超える有感地震が記録されたのは1965年07月28日のM4.6・震度1(深さ206km)以来55年ぶりなのだ。

1922年以降、秋田県沖で深さ100kmを超える有感地震は2回しか起きておらず、1965年以外には1983年07月24日のM5.0・震度2(深さ197km)があったのみ。

今回はこれらに続く3回目の地震であったと言える。

また、今回の地震は秋田県沖で発生したにも関わらず、震度2を観測したのが青森県の太平洋側で、それ以外にも震度1の揺れが生じたのは岩手県や宮城県などの太平洋側であった。

異常震域であった形だが、1965年と1983年の地震の際にも、震度1以上を記録したのはいずれも岩手県と太平洋側であり、今回と共通していた。

では、1965年と1983年のケースではその後太平洋側における地震には繋がっていったのだろうか。どちらの事例でも1ヶ月以内のM5以上は見られなかった。しかし、1983年の際には5週間後から6週間後にかけて宮城県沖や茨城県沖、それに三陸沖でM5.0台前半の地震が3回続いた他、1965年の時も茨城県沖や三陸沖、それに福島県沖などで6週間後から8週間後にかけ計11回ものM5以上が発生、中には1965年09月18日の茨城県沖M6.6・震度4のM7クラスも含まれていた。
 

※画像は気象庁より。