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2020年01月09日ロシアM6.3の地震

ロシア東部でM6.3、ロシア・千島列島や北海道に繋がっていたケースは


 
2020年01月09日日本時間17:38にロシア東部でM6.3の地震が発生した。今回の震源ごく近くで過去にM6を超える規模の地震が起きていた事例はなく、M5台が数回記録されていた程度。ロシアや千島列島に繋がっていたケース、日本国内での揺れに波及していたケースは。

 

今年4回目のM6超えがロシアで発生

2020年01月09日17:38 M6.3 ロシア(深さ約10km)

震源はカムチャッカ半島の北側に位置するチュクチ自治管区付近であったと見られ、震源の深さは約10kmであった。

世界で発生したM6.0以上の地震としては前日01月08日のパプアニューギニアM6.0以来で2020年としては今回が4回目。

2019年に4回目のM6.0以上を記録していたのは2019年01月15日のバヌアツM6.6であったことから、今のところ2020年は前年より早いペースでM6.0以上が起きていると言える。
 

今回の震源付近後に揺れていたロシア、北海道そして日本海側

今回の震源ごく近くでこれまでにM6.0を超える規模の地震が発生した事例は見当たらず、M5台の地震が数回記録されているが、過去の4例中2例ではその後再度ロシアや千島列島での強い地震に繋がっていた。

2006年04月の際には6日後にロシアで再度M6.6が、2006年09月の時には3週間後に千島列島でM6.6とそれぞれM7クラスが起きていたのである。

ただし、いずれもM5台とそれほど大きな規模の事例ではなかったためか、日本国内への波及という点では際立った特徴は見られていない。

4例中、2ヶ月以内に北海道でM5.0以上が起きていたのは3例であったが、いずれもロシアでの地震から1~2ヶ月程度経ってからと、強い関係性とまでは言えない結果であった。

揺れていたのは1ヶ月後に択捉島南東沖でM5.5・震度1、2ヶ月後に択捉島南東沖でM5.8・震度2、5週間後に根室地方北部でM5.8・震度4であった。

北海道以外では日本海側での地震も4例中3例であった。1988年10月の事例では3週間後に石川県西方沖でM5.2・震度2、2006年09月の際には10日後に日本海中部でM5.8・震度2、そして2007年05月のケースでは半月後に能登半島沖でM5.0・震度4が起きるとその1ヶ月後にM6.8・震度6強の新潟県中越沖地震が起きていたのである。
 

※画像はU.S. Geological Surveyより。