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2020年01月11日鳥島近海でM4.7の地震

鳥島近海付近でM4.7の地震、12月のM5.9震源に近い場所で


 
USGSによると2020年01月11日14:45に鳥島近海付近でM4.7の地震が発生した。中規模地震が続く伊豆・小笠原だが、今回の震源付近では2019年12月11日にM5.9の地震が起きていた。

 

2020年01月11日14:45 M4.7・震度- 鳥島近海付近(深さ約12km)

気象庁はこの地震による震度1以上の揺れを現在までに発表していない。

伊豆・小笠原では前日の01月10日19:10に小笠原諸島西方沖付近でM4.5の地震が起きていたほか、01月09日にも父島近海付近でM4.9が観測されるなどここ数日地震が相次いでいる。

鳥島近海付近における今回の震源はこれらの地震から北側に当たる場所で発生し、震源の位置は伊豆・小笠原海溝沿いであった。

鳥島近海付近では2019年12月11日にM5.9の地震が深さ約14kmと今回に似た深さで起きていた他、12月11日にM4.9~M5.2の地震が3回相次ぐなど中規模地震が連発したが、これらの震源はすぐ近くであったことから、今回の地震がM5.9の余震としての意味合いを持っていた可能性も否定は出来ない。

今回の震源付近で起きた地震後の傾向性についてはM5.9の時にいくつか挙げていた。まず伊豆・小笠原では7例中4例で2ヶ月以内にM6クラス、と指摘していたが2020年01月05日に硫黄島近海でM5.8・震度1の地震が発生している。

東北地方太平洋側に関しては7例中5例でM6クラスが記録されていたと述べたが、2019年12月19日に青森県東方沖でM5.5・震度5弱が起きていた。

また千葉・茨城についても7例中5例でM5以上、と紹介したところ2020年01月03日に千葉県東方沖でM5.8・震度4が発生。

唯一、まだ起きていないのが南海トラフ関連で、7例中6例で2ヶ月以内にM5以上へと繋がっていた。今回の地震はM4.7とM5.9ほどの影響は生じないと考えられるが、M5.9の影響という点で南海トラフ沿いや西日本の内陸部における地震に残り1ヶ月注意を要する期間であることを再確認しておくべきだろう。
 

※画像はU.S. Geological Surveyより。