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2020年01月14日茨城県南部M5.0・震度4の類似事例後の伊豆・小笠原と東北地方地震

茨城県南部M5.0・震度4付近後に起きていた関東・東北・伊豆M7クラス


 
2020年01月14日に茨城県南部で発生したM5.0・震度4に出ていたシグナルや付近が揺れた過去の事例におけるその後の傾向性について。今回の震源付近で地震が起きた際には、伊豆や関東、それに東北地方太平洋側でそれぞれM7クラスへと繋がった事例もあった。

 

関東地方で12月より規模大きなM5超えが1月既に2回

2020年01月14日04:53 M5.0・震度4 茨城県南部(深さ約50km)

01月03日の千葉県東方沖M5.8・震度4に続き再び関東地方における震度4以上を記録した01月14日の茨城県南部M5.0だが、関東地方では12月以降に観測された震度4以上の地震がこれで5回目である。

2019年12月03日 M4.7・震度4 茨城県南部
2019年12月04日 M4.9・震度4 茨城県北部
2019年12月04日 M4.8・震度4 栃木県北部
2020年01月03日 M5.8・震度4 千葉県東方沖
2020年01月14日 M5.0・震度4 茨城県南部

12月上旬に震度4が相次いだ際、首都直下地震との関連に関心が集まったが、01月に入り2回発生した震度4はいずれも地震の規模がM5.0を超えており、12月の震度4よりも地震の規模が大きくなっている点が注目される。
 

関東地方に出ていたシグナルは

今回の茨城県における地震に対してはいくつかのシグナルが点灯した状態であった。01月03日に発生した千葉県東方沖M5.8・震度4の際、過去の事例より南北に当たる福島県から伊豆にかけての一帯で9例中7例がM5以上に繋がっており、そのうち4例が「わずか1週間以内という短期間の間に発震していた」と紹介していた。今回の茨城県南部M5.0・震度4は千葉県東方沖から11日後の発震であった。

また01月05日に硫黄島近海で起きたM5.8・震度1の地震においても、伊豆・小笠原以外では「相模トラフ及び関東地方における地震が目立っていた」「相模トラフや関東では10例中8例で2ヶ月以内にM5以上が発生」していたと指摘していた。
 

関東や東北、伊豆のM7クラスに繋がっていた事例も

では茨城県南部・今回の震源付近で同程度の地震がこれまでに記録された事例では、その後の発震に何らかの傾向性は見られてきたのだろうか。

今回、類似事例後2ヶ月間の国内発震状況を追跡し、7例について「伊豆・小笠原」「関東地方」そして「東北地方太平洋側」をそれぞれ比較したところ、最も少なかったのが7例中3例でM5以上が起きていた関東地方であった。

一方、伊豆・小笠原では7例中6例で、東北地方太平洋側では7例中7例でM5以上が起きていた。

伊豆・小笠原へと繋がっていたケースで特徴的な点は八丈島東方沖における地震が7例中4例であったことだ。特に1972年には茨城県南部での地震から1ヶ月後にM7.2・震度6の八丈島東方沖地震が起きていたのである。

また東北地方太平洋側では7例中、茨城県南部から1ヶ月以内のM5以上が4例で、そのうちの2例ではM6.5を超えるM7クラスであった点が目立っていた。

1939年の茨城県南部・今回の震源付近から1ヶ月後に揺れた1939年10月11日の三陸沖M6.9・震度4と2005年に茨城県南部から半月後の2005年08月16日に宮城県沖で発生したM7.2・震度6弱である。

7例中3例と少なかった関東地方でも、2008年04月に茨城県南部で今回と同規模の地震が観測されると、その1ヶ月後の2008年05月08日にM7.0・震度5弱へと繋がった事例があった。
 

追記:【NewsFlash】01月14日の茨城県南部で起きたM5.0・震度4の地震はM4.8・震度4に

※画像は気象庁より。