2020年01月20日中国でM6.0の地震

中国でM6.0の地震が1902年にM7.7起きた付近で、日本へと繋がった事例も


 
2020年01月19日日本時間22:27に中国でM6.0の地震が発生した。今回の震源付近では1902年にM7.7の大地震が起きていたが、最近は地震が目立っていなかった。過去の類似事例ではその後日本で強い地震へと繋がっていたケースも見られている。

 

2020年01月19日22:27 M6.0 中国(深さ約11km)

震源は中国西部、キルギスとの国境に近い場所で、ごく近くでは1902年にM7.7の大地震も発生したことのある場所。

また1961年04月にM7.0、西側では1985年にもM7.0が起きるなど大地震が起きた事例が複数見られている。

付近で最近M5.5以上の地震が観測されたのは2018年09月のM5.5で、その前は2011年08月、M6.0以上としては2003年02月のM6.3まで遡る必要があるため、近年地震が少なかった場所で起きた久しぶりのM6.0以上地震であったと言える。

今回の地震と同規模の過去事例とその後2ヶ月間の発震状況を追跡すると、アリューシャン列島付近で9例中5例のM6.5以上が記録されていたこと、パプアニューギニアで4例、バヌアツやフィジーでも3例と大洋州における地震と同時に、日本でも9例中4例でM6.5以上へと繋がっていた点が目立つ。

中国における今回の震源付近で類似地震が起きてから2ヶ月以内に日本で記録されていた4例は1957年01月の三重県南東沖M6.5(USGSによる。気象庁の計測ではM5.8・震度2)、1962年12月の鳥島近海M6.6(同M6.3・震度2)、1971年08月の十勝沖M7.1(同M7.0・震度5)、2011年09月の岩手県沖M6.7(同M6.6・震度4)であった。

日本時間01月19日未明にインドネシアでM6.0が発生した際にその後日本国内で観測されていたM6.5以上の震源は日向灘、北海道東方沖、小笠原諸島西方沖といった場所であったことから、南海トラフや千島海溝沿い、伊豆・小笠原海溝沿いといった場所におけるM7クラスがインドネシアでの地震でも中国の地震でもその後発生していたことになる。
 

※画像はU.S. Geological Surveyより。