2020年01月25日トルコM6.7とその後の地震発生傾向

トルコM6.7の過去事例後に揺れていた場所は、数日以内の国内M6クラスも


 
日本時間2020年01月25日02:55にトルコで発生したM6.7の地震について、付近で起きた過去の事例からその後の傾向性を追跡すると、国内では琉球海溝沿いでM5.0以上が目立っていた他、南海トラフ沿いM6クラスに繋がったケースもみられた。

 

トルコにおけるM6.7は深さ約10kmと浅い場所で発生した。過去の震源まで近い類似事例7例についてその後2ヶ月以内の世界M6.5以上を調査すると、インドネシアとアリューシャン列島でそれぞれ7例中3例のM6.5以上・M7クラスへと繋がっていた。

またパプアニューギニアとアラスカ、カナダでも7例中2例でM7クラスが起きていた。いずれも太平洋プレート沿いである点が目立っている。

日本国内では追跡可能な1919年以降の5例についてM5.0以上を調査すると、5例中4例で2ヶ月以内に琉球海溝沿いM5以上が発生していた。

1992年03月の事例ではトルコから2日後に石垣島近海でM5.9・震度2、1966年08月の際にはトルコから5日後に与那国島近海でM5.4・震度3。

また琉球海溝から北側に当たる南海トラフでも1971年05月の事例でトルコからわずか3日後に大隅半島東方沖M5.8・震度4が起きるなどトルコにおける今回の震源付近でM6.5以上が観測されてから数日以内に南海トラフや琉球海溝沿いでの地震が発生していたケースが5例中3例を占めていた。

5例中4例のうち最後の1件となる1975年09月の事例でも、やはりトルコの19日後に奄美大島北東沖でM5.1・震度1が起きていた。
 

※画像はU.S. Geological Surveyより。