2020年02月01日関東地方に出ていたシグナルと千葉県北東部・茨城県南部後に揺れていた場所

関東地方に出ていたシグナルと千葉・茨城地震後に揺れていた場所は


 
2020年02月01日未明に千葉県北東部と茨城県南部でM5.0を超える規模の地震が相次ぎ発生した。これらの地震にシグナルは出ていたのだろうか。また過去の事例ではその後どのような傾向性が見られてきたのだろうか。

 

関東地方M5.0以上地震に出ていたシグナル

2020年02月01日01:11 M5.1・震度3 千葉県北東部(深さ約50km)
2020年02月01日02:07 M5.3・震度4 茨城県南部(深さ約70km)

関東地方におけるM5.0を超える規模の地震に対しては、01月28日に根室半島南東沖で発生したM5.5・震度4の地震の際、その後の傾向性として「1週間以内関東・東北M5以上」という見出しでこのように指摘していた。

「東北・関東では根室半島南東沖から1週間以内にM5.0以上が発生していた事例も6例中3例と多かった」

今回の地震は根室半島南東沖から4日後であった。また01月05日の硫黄島近海M5.8・震度1においてもその後の傾向性として伊豆・小笠原と相模トラフ・関東地方を比較、伊豆・小笠原の方が規模の大きな地震が目立っていたと伝えた上でこのように述べていた。

「だが、1ヶ月以内のM5以上が伊豆・小笠原の10例中6例に対し相模トラフと関東では10例中7例、硫黄島近海から1週間以内であった事例も10例中2例と比較的直近で起きるケースが目立っていた」

更に01月03日の千葉県東方沖M5.8・震度4でも、高い確率で比較的近い場所における地震に繋がっていく傾向性があるとしてこのように説明していた。

「まず千葉県東方沖に比較的近い福島県から伊豆にかけての一帯では9例中7例で2ヶ月以内にM5以上が発生しており、そのうち3例がM5.5以上のM6クラスを含んでいた」

そして直近では01月31日夜に福島県沖で小規模な地震が連続して発生した際に、同様の前回事例では「この時は5日後に茨城県南部でM5.3・震度3、その8日後に岩手県沖でM5.6・震度4、更にその3日後にも千葉県東方沖でM5.2が起きていた」と紹介していた。
 

千葉県北東部と茨城県南部揺れた後にM5以上目立っていたのは

千葉県北東部と茨城県南部でそれぞれ、今回と同様の規模の地震がごく近く・同程度の深さで発生した事例ではその後どのような傾向性がみられてきたのだろうか。

それぞれ類似した6事例についてその後の発震状況を追跡すると、6事例中複数のケースでM5.5以上のM6クラスに繋がっていたのは日本海溝沿いから千島海溝沿いが多かったものの、千葉県北東部と茨城県南部で共通していた震源はなかった。

千葉県北東部の場合は茨城県沖が、茨城県南部の場合には十勝沖、青森県東方沖、三陸沖でそれぞれ複数の事例におけるM6クラスが起きていた。

では切り口を変えて、千葉県北東部と茨城県南部で同程度の地震が短期間に連発した際の傾向性を見てみよう。

わずか1時間の間に相次いだ今回のようなケースは例がなかったが、2週間程度の間に千葉県北東部と茨城県南部でそれぞれ似た規模の地震が起きた事例は大正関東地震(関東大震災)と東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)直後のタイミングを除くと5例。

それらについてその後のM5.0以上を追跡してみると、5例中4例で1ヶ月以内に茨城県沖におけるM5.0以上が発生していたことがわかった。

1923年01月中旬と2月初旬に両震源が揺れた際には11日後に茨城県沖M5.5・震度3。1934年06月の際には12日後に茨城県沖M5.3・震度2。1943年03月の時は翌日茨城県沖M5.3・震度1。そして2002年06月のケースでも4日後に茨城県沖でM5.0・震度1の地震が発生していたのである。
 

追記:【NewsFlash】02月01日の千葉県北東部M5.1・震度3は千葉県東方沖M5.0・震度3に

※画像は気象庁より。