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2020年01月の地震概況~8ヶ月ぶりのM8クラスがジャマイカで、国内は月初月末に活発化


 
2020年01月の地震概況は世界で8ヶ月ぶりとなるM8クラスのM7.7がジャマイカで発生した点と、世界でも日本国内でも01月上旬と下旬に地震活動が活発化した点が特徴であった。国内では02月に入っても関東でM5.0以上が2回と地震が続いている。

8ヶ月ぶりとなるM8クラスがジャマイカで発生

2020年01月に世界で発生したM6.0以上の地震は15回で、最大は01月29日のジャマイカM7.7であった。

M6.0以上発生数は2019年12月の11回を超え、2019年11月の17回に次ぐ回数であった。2019年は08月が10回、09月も10回、10月は5回となっていたことから、11月以降それまでの数ヶ月に比べM6.0以上の強い地震が増加傾向にある、と言える。

地震活動の活発化を強く印象づけているのが2019年05月26日のペルーM8.0以来となる8ヶ月ぶりのM8クラスが01月29日にジャマイカ(M7.7)で発生した点であった。

2020年01月のM6.0以上を発生時期別に見ると、01月前半が4回であったのに対し後半が11回と月の後半に増えていたこと、特に上旬4回・中旬4回に対し21日以降の下旬に7回と顕著に増加していたことから、02月以降も世界的な地震活動の活発化を注視していく必要があるだろう。

前年の2019年01月はM6.0以上が12回、M7.0以上は0回であった。
 

国内では月初と月末にM5.0超えが2回ずつ

2020年01月の国内地震はM5.0以上が4回発生し、地震の規模が最大だったのは01月03日の千葉県東方沖M5.8・震度4と01月05日の硫黄島近海M5.8・震度1であった。また震度5弱以上は観測されず、震度4は計5回であった。

2020年01月の日本国内M5.0以上
01月03日 M5.8・震度4 千葉県東方沖
01月05日 M5.8・震度1 硫黄島近海
01月28日 M5.5・震度4 根室半島南東沖
01月29日 M5.7・震度2 沖縄本島北西沖

2020年01月の日本国内震度4以上
01月03日 M5.8・震度4 千葉県東方沖
01月14日 M4.8・震度4 茨城県南部
01月16日 M4.2・震度4 沖縄本島近海
01月21日 M4.2・震度4 茨城県沖
01月28日 M5.5・震度4 根室半島南東沖

2019年12月の国内M5.0以上は4回、震度4以上は2度の震度5弱を含む6回であった。前年2019年01月はM5.0以上が7回で震度4以上は6回であった。昨年は01月03日に熊本県熊本地方でM5.1・震度6弱の強い揺れや01月08日に種子島近海でM6.0・震度4のM6.0超えの地震が起きていた。
 

01月下旬からの地震活動の流れ引き継いだ02月01日の関東M5以上2連発

世界そして日本国内ともに2020年01月に共通していた傾向性として、規模の大きな地震が01月上旬と下旬に集中していた点が挙げられる。

世界ではM6.0を超える規模の地震が01月07日~09日に4回起きて以降、01月18日まで発生せず20日を過ぎた下旬に計7回と増加、01月25日のトルコM6.7や01月29日のジャマイカM7.7へと繋がっていった。

一方、日本国内でも上記の通りM5.0を超える規模の地震は月初と月末に2回ずつ起きていた。

世界的な地震活動と国内の強い地震発生の相関関係には今後も注目していく必要がありそうだ。

また、日本国内では02月01日に千葉県東方沖M5.0・震度3と茨城県南部M5.3・震度4という関東地方における揺れが連続して起きており、01月末までの地震の流れが02月に入っても続いている。