2020年02月09日遠州灘M4.1・震度2

遠州灘でM4.1・震度1の地震、南海トラフ沿いの珍しい位置で


 
2020年02月09日06:58に遠州灘でM4.1・震度1の地震が発生した。遠州灘では2019年にも2度の地震が起きていたが、今回の地震は深さ約10kmと浅い位置で記録された点と震源の位置が特徴的であった。

 

2020年02月09日06:58 M4.1・震度1 遠州灘(深さ約10km)

遠州灘で有感地震が観測されたのは2019年06月18日のM3.7・震度1以来およそ8ヶ月ぶり。2019年には2回の震度1以上を記録していたが、遠州灘では2018年と2017年に有感地震は発生していなかった。

今回の地震は遠州灘の浅い震源における有感地震であった点と、震源の位置が特徴的であった。

というのも遠州灘の深さ30km以下で記録された有感地震としては2011年08月12日のM5.2・震度2(深さ27km)まで遡る必要があるためだ。

2013年11月以降、昨年までに観測された4回の有感地震はいずれも震源の深さが300km以上であり、2012年01月と2013年08月の地震も深さ31kmと34kmであった。

また深さ10km台の有感地震としては2008年11月29日のM3.2・震度1(深さ14km)が直近の記録となる。

更に遠州灘では1919年以降、これまでに93回の有感地震が観測されてきたが、浅い深さにおける地震としては今回の震源付近における事例は見当たらない。今回の震源付近で起きてきた数回の地震はいずれも深さ300km前後だったのである。

こうした点から、南海トラフ沿いの珍しい位置であった今回の地震がどのような影響を与えるか、注視していく必要がある。
 

※画像は気象庁より。