2020年02月14日父島近海付近M4.7の地震

父島近海付近でM4.7の地震、目立つ東北地方や伊豆・小笠原M6クラスへの繋がり


 
USGSによると2020年02月14日10:13に父島近海付近でM4.7の地震が発生した。今回の震源ごく近くが揺れた過去の事例では、東北地方太平洋側や伊豆・小笠原でM6クラス以上へと続いたケースが多くみられていた。

 

2020年02月14日10:13 M4.7・震度- 父島近海付近(深さ約10km)

今回の地震による震度1以上の揺れを12:30までに気象庁は発表していない。

今回の震源付近では01月24日にすぐ南側・深さ約19kmでM4.7が、北側でも鳥島近海付近・深さ約10kmで02月05日にM4.6の地震が発生していた。

前者の際、過去の事例からその後M6クラス以上が「福島県沖で7例中4例」と紹介したところ、福島県沖では02月12日にM5.4・震度4が起きていた。

また後者における事例では「青森県東方沖から千島列島にかけては8例中6例でM6クラス以上がみられていた」と述べたところ、02月13日に択捉島南東沖でM7.0・震度4の大地震が発生した。

では今回の震源からごく近くが揺れた際にはその後どのような傾向性がみられていたのだろうか。

方面別で目立っていたのは同じ伊豆・小笠原と東北地方太平洋側で、伊豆・小笠原では8例中6例で2ヶ月以内にM5.5以上のM6クラス以上が、そのうち3例が今回の震源付近から1ヶ月以内の発震であった。

1ヶ月以内だった3例は2013年08月の10日後鳥島近海M6.8・震度4、2014年06月の27日後硫黄島近海M6.4・震度3、そして2016年01月の14日後鳥島近海M6.0・震度2であった。

日本海溝沿いの東北地方太平洋側では2ヶ月以内に8例中7例のM6クラス以上がみられ、そのうち1ヶ月以内だったのが6例、1週間以内であった事例も1例と比較的強い関連を見せていた。1週間以内だったのは2010年03月に今回の震源付近からわずか6時間後に起きた福島県沖M6.7・震度5弱であった。
 

※画像はU.S. Geological Surveyより。