2020年02月16日三陸沖付近M4.5の地震

三陸沖付近でM4.5の地震、東北地方への繋がり目立ち宮城県沖地震の直前にも揺れた場所


 
USGSによると2020年02月16日03:52に三陸沖付近でM4.5の地震が発生した。今回の震源付近が揺れた際には1ヶ月以内に東北地方太平洋側におけるM6クラスに繋がっていた事例が目立つが、一方で過去には24時間以内に択捉島南東沖でM6.0を超える規模の地震が起きていたケースもみられた。

 

2020年02月16日03:52 M4.5・震度- 三陸沖(深さ約29km)

02月16日06:00現在、気象庁はこの地震による震度1以上の揺れを発表していない。

今回の震源は三陸沖と十勝沖の境界付近であったとみられ、南西側では01月25日にもM4.4の地震が深さ約10kmで発生していた。

また、ごく近くでは2012年03月14日にM6.9・震度4が起きており、当時は直後に今回の震源付近で地震が多発していた。

今回の震源付近で過去に観測されてきた同程度の規模の地震では、その後1ヶ月以内に東北地方太平洋側でM6クラス以上が発生していたケースが6例中4例で、中には1978年05月の2週間後・宮城県沖M7.4・震度5(宮城県沖地震)や2012年03月の12日後・岩手県沖M6.6・震度5弱のようにM7クラスであった事例も2例含まれていた。

一方、千島海溝沿いへの繋がりがみられたのは6例中3例であり、そのうち2例は1ヶ月以上2ヶ月以内と比較的時間が経過してからであった。

だが、1件については三陸沖の今回の震源付近から24時間以内に択捉島南東沖がM6.2・震度1の規模で揺れた事例がみられた。

北側への繋がりと南側への繋がりにおいては南側への繋がりの方が強いと言える一方で、今回地震が起きた付近はM9クラスの切迫が指摘されている千島海溝沿い超巨大地震の震源域南端付近であったとみられることから、直近で択捉島方面での地震が起きていた事例や02月13日に択捉島南東沖でM7.2・震度4の大地震が発生したばかりのタイミングでもあるため、今回の地震では北海道東部から千島列島への波及についても考えておくべきだろう。
 

※画像はU.S. Geological Surveyより。