2020年02月24日房総半島南方沖M4.3・震度1の地震

房総半島南方沖で14ヶ月ぶりの有感地震M4.3・震度1、相模トラフ沿いでは数時間前にも


 
2020年02月24日02:29に房総半島南方沖でM4.3・震度1の地震が発生した。房総半島南方沖における有感地震としては14ヶ月ぶり。関東地方の沖合では02月23日から地震が相次いでいる。

 

2020年02月24日02:29 M4.3・震度1 房総半島南方沖(深さ約70km)

房総半島南方沖における地震について

房総半島南方沖で有感地震が観測されたのは2018年12月04日のM4.5・震度2以来14ヶ月ぶり。

房総半島南方沖を含む関東地方では数時間前の02月23日夜にも千葉県南部M3.8・震度1と茨城県沖M4.2・震度2が起きるなど23日夜から24日未明にかけて地震が相次いでいる。

また、震度1未満ではあったが東側に当たり、今回の地震と同様、相模トラフにもほど近い八丈島東方沖付近でもM4.7の地震が起きたばかりであった。

1919年以降、房総半島南方沖で発生してきた有感地震は186回でそのうちM5.0以上であったのが33回、M6以上が3回でM7.0以上の大地震は起きていない。

過去最大だったのは1930年05月24日のM6.3・震度5で深さは110kmであった。
 

今回の震源付近で地震が起きた際の傾向性

今回の震源位置から約20km以内、深さ50kmから100kmの範囲で発生したM4.0からM5.0の地震7事例についての傾向性は以下の通りであった。

2ヶ月以内の全国における発震状況を追跡すると、M5.5以上の地震が最も多く起きていたのは宮城県沖で7事例中3回のM6クラス以上が起きていた。

宮城県沖以外で7回の事例中に複数回のM6クラス以上を観測していたのは福島県沖、北海道東方沖、千葉県東方沖などであった。

今回の地震における過去の発生事例を方面別に見ると、上記の条件で抽出した7回の事例のうち1週間以内に複数回のM6クラス以上が起きていた方面は見当たらなかった。

2ヶ月以内では千島海溝の7回中5回が最も多く東北地方の4回、伊豆・小笠原の3回が続いていた。

今回の震源付近が同規模で揺れてから2ヶ月以内に日本国内及び周辺におけるM7.0以上大地震へと繋がっていたのは7回の事例のうち3回で、以下の地震であった(規模順)。

1937年07月27日 M7.1 宮城県沖   (房総半島南方沖から5週間後)
1984年01月01日 M7.0 三重県南東沖 (房総半島南方沖から10日後)
2000年01月28日 M7.0 根室半島南東沖(房総半島南方沖から1ヶ月後)
 

※画像は気象庁より。