2020年03月02日三陸沖M4.6・震度1の地震

三陸沖でM4.6・震度1、三陸沖M6クラス以上への繋がりも目立つ場所


 
2020年03月02日09:48に三陸沖でM4.6・震度1の地震が発生した。三陸沖で有感地震が記録されたのは6日ぶり。ごく近くでは、約8kmの距離で1989年10月29日にM6.5・震度3の地震が起きていた。

 

2020年03月02日09:48 M4.6・震度1 三陸沖(深さ約10km)

三陸沖における地震について

三陸沖で有感地震が観測されたのは2020年02月25日のM4.7・震度1以来6日ぶり。その前は2019年12月27日のM4.8・震度2であった。

02月25日のM4.7は今回の震源からすぐ南側で起きたが、震源の深さは今回が約10kmであったのに対し、43kmとやや深かった。

過去30日間で三陸沖において記録されたM3.0以上の有感地震発生数が2回であるのに対し2013年から2019年までの期間、三陸沖の1ヶ月あたり平均発生数は1.23回であることから、現状は通常に比べ地震の回数がやや多いと言える状態である。

今回の地震は2020年としては2回目の地震。三陸沖では2019年に6回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は3回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

三陸沖を含む東北地方で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年02月12日の福島県沖 M5.4・震度4が挙げられる。

1919年以降、三陸沖で発生してきた有感地震は1,218回でそのうちM5.0以上であったのが797回。またM6.0以上は175回でM7.0以上の大地震は14回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2011年03月11日のM9.0・震度7で深さは24kmであった。

三陸沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2011年03月11日 M9.0 震度7 三陸沖(東北地方太平洋沖地震)
1933年03月03日 M8.1 震度5 三陸沖(昭和三陸地震)
1994年12月28日 M7.6 震度6 三陸沖(三陸はるか沖地震)
2011年03月11日 M7.5 震度4 三陸沖
2011年03月09日 M7.3 震度5弱 三陸沖

また今回の震源から約10km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1990年01月10日にM5.5・震度2の地震が約1kmの距離(深さ0km)で起きていた他、1976年03月30日にM5.4・震度1の地震が約1kmの距離(深さ11km)で起きていた。

同じ条件、今回の震源から約10km以内で記録されてきたM5.0以上地震を規模順にすると最大だったのは1989年10月29日に約8kmの距離で発生したM6.5・震度3(深さ0km)であった。

今回の震源付近で地震が起きた際の傾向性

今回の震源位置から約10km以内、深さ0kmから30kmの範囲で発生したM4.5からM5.0の地震16事例についての傾向性は以下の通りであった。

2ヶ月以内の全国における発震状況を追跡すると、M5.5以上の地震が最も多く起きていたのは三陸沖で16事例中9回のM6クラス以上が起きていた。

また、16事例中、1週間以内にM6クラス以上が5回観測されていたのが三陸沖であった。

今回の震源付近が同規模で揺れてから2ヶ月以内に日本国内及び周辺におけるM7.0以上大地震へと繋がっていたのは16回の事例のうち2回で、以下の地震であった(規模順)。
1995年08月23日 M7.8 マリアナ諸島(三陸沖から18日後)
2011年11月08日 M7.0 沖縄本島北西沖(三陸沖から25日後)

 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」を利用した記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。