2020年03月03日紀伊水道で2回の地震

【NewsFlash】紀伊水道で2度の地震、24時間以内の連発は10ヶ月ぶりで10日後に東海道南方沖M6超えの事例も


 
2020年03月03日に紀伊水道で2回の地震が相次いで発生した。震源の位置はほぼ同じで、中央構造線断層帯付近であったとみられる。紀伊水道で24時間以内に有感地震が続いたのは2019年04月以来。

 

2020年03月03日03:29 M3.2・震度2 紀伊水道(深さ約10km)
2020年03月03日03:57 M2.3・震度1 紀伊水道(深さ約10km)

紀伊水道で有感地震が観測されたのは2020年02月11日のM2.3・震度2以来20日ぶり。その前は2020年02月08日のM2.9・震度1であった。

今回の地震は2020年としては5回目と6回目の地震。紀伊水道では2019年に18回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

2020年としてはこれまでの計4回のうちM3.0未満だったのが2回、M3.0~3.9が2回、M4.0~4.9が0回、M5.0以上が0回となっている。

1919年以降、紀伊水道で発生してきた有感地震は1,053回でそのうちM5.0以上であったのが19回、M6以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない。

過去最大だったのは1948年06月15日のM6.7・震度4で深さは0kmであった。

今回の一連の地震のうち、最初に発生した震源から約5km以内で過去に24時間以内の連発を記録していた事例は深さ0kmから30kmの範囲で観測されたM2.5からM3.5の規模ではこれまでに多数であった。

最近では2019年04月21日から22日にかけてM3.4とM2.7の地震が24時間以内に連発したケースが挙げられ、今回の事例は紀伊水道における24時間以内の連発事例としてはおよそ10ヶ月ぶりであった。

今回同様、24時間以内に紀伊水道で地震が連発した際に、その後南海トラフ関連での強い地震へと繋がっていた事例は、今回の震源から5km以内で発生した連発地震以降、5週間後に遠州灘でM6.0・震度3が起きた1997年、6週間後に日向灘でM7.1・震度4が起きた1984年、そして10日後に東海道南方沖でM6.2・震度3が起きた1992年などが挙げられる。

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」を利用した記事自動制作支援システムを利用しています。

※画像は気象庁より。