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2020年02月の地震概況~日本で3年ぶりのM7超え大地震が発生、世界ではM6以上の回数が減少


 
2020年02月の地震概況は世界で発生したM6.0以上地震が6回と数ヶ月続いていた10回以上から減少した点と、そうした中、日本では3年4ヶ月ぶりとなるM7.0以上大地震が択捉島南東沖で記録された点が特徴であった。

6回にとどまった世界M6.0以上地震

2020年02月に世界で発生したM6.0以上の地震は6回で、最大は日本において発生した択捉島南東沖M7.2であった(USGSはM7.0と計測)。

M6.0以上の発生数は2019年11月が17回、12月が11回、2020年01月が15回と世界的に地震活動が比較的活発であったが、02月は06回と減少した。同程度であったのは2019年10月の05回。

特に02月は月の前半、02月05日、06日、08日、09日にM6.0以上が集中しており、中旬に1回、下旬に1回と中旬以降の地震活動が静穏化したことから、この流れが03月に入りどこまで続くのか注目される。

02月のM6.0以上を方面別にみると、アジアが3回(インドネシア、フィリピン、日本)、大洋州、中東、大西洋がそれぞれ1回ずつであった。

前年、2019年02月はM6.0以上が6回でそのうち1回がM7.0以上と2020年と同じだった。

2020年02月の世界M6.0以上
02月05日 M6.2 インドネシア
02月06日 M6.0 フィリピン
02月08日 M6.1 南大西洋
02月09日 M6.2 パプアニューギニア
02月13日 M7.0 択捉島南東沖
02月23日 M6.0 トルコ
 

日本国内で3年4ヶ月ぶりのM7超え大地震

日本国内では2020年02月にM5.0以上の地震が5回発生し、そのうち2回がM5.5以上であったが、02月の特徴は何と言っても02月13日に択捉島南東沖M7.2・震度4の大地震が日本国内としては3年4ヶ月ぶりに記録された点だ。

これまで、直近のM7.0以上大地震は2016年11月22日のM7.4・震度5弱であった。

他には、02月に発生した5回のM5.0以上のうち、3回を千葉県と茨城県の震源が占めており、福島県沖でも1回起きるなど関東地方を中心とした一帯における強い地震が多発した点が目立つ。

これは4回だった震度4以上においても同様で、4回中3回が千葉・茨城・福島であった。

M5.0以上の地震は02月前半に集中しており、02月後半に地震活動が静穏化している点は世界的な状況と類似している。

2020年02月の日本国内M5.0以上
02月01日 M5.0・震度3 千葉県東方沖
02月01日 M5.3・震度4 茨城県南部
02月06日 M5.7・震度2 茨城県沖
02月12日 M5.4・震度4 福島県沖
02月13日 M7.2・震度4 択捉島南東沖

2020年02月の日本国内震度4以上
02月01日 M5.3・震度4 茨城県南部
02月12日 M5.4・震度4 福島県沖
02月13日 M7.2・震度4 択捉島南東沖
02月20日 M4.3・震度4 千葉県北東部