2020年03月08日父島近海M4.9・震度1の地震

父島近海でまた地震、M4.9・震度1の深発地震が未明のM4.8に続き発生


 
2020年03月08日06:40に父島近海でM4.9・震度1の地震が発生した。父島近海付近では約5時間前にも伊豆・小笠原海溝沿いの浅い震源でM4.8の地震が起きたばかりであった。

 

2020年03月08日06:40 M4.9・震度1 父島近海(深さ約420km)

震度1以上を記録した父島近海における直近の地震は2020年02月24日のM3.9・震度1だが、父島近海付近では無感地震が目立っており、今回の地震の直前、03月08日00:47には伊豆・小笠原海溝沿いの深さ約32kmと浅い震源でM4.8・震度0の地震が観測されたばかりであった。

今回の地震を含め過去30日間で父島近海において記録されたM3.0以上の有感地震発生数が2回であるのに対し2013年から2019年までの期間、父島近海の1ヶ月あたり平均発生数は0.88回であることから、現状は通常に比べ地震の回数が多いと言える状態である。

今回の地震は2020年における有感地震としては2回目。父島近海では2019年に8回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

父島近海を含む伊豆・小笠原で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年01月05日の硫黄島近海 M5.8・震度1が挙げられる。

1919年以降、父島近海で発生してきた有感地震は256回でそのうちM5.0以上であったのが86回。またM6.0以上は14回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2010年12月22日のM7.8・震度4で深さは8kmであった。

父島近海において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
2010年12月22日 M7.8 震度4 父島近海
1996年11月07日 M6.6 震度3 父島近海
2008年02月27日 M6.6 震度3 父島近海
2008年03月15日 M6.6 震度3 父島近海
2010年12月23日 M6.6 震度3 父島近海

またUSGSのデータによると今回の震源から約15km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると2018年09月02日にM5.6の地震が約11kmの距離(深さ435km)で起きていた。

今回の震源位置から約15km以内、深さ300kmから500kmの範囲で発生したM4.5からM5.5の地震6事例についての傾向性は以下の通りであった。

2ヶ月以内の全国における発震状況を追跡すると、M5.5以上の地震が最も多く起きていたのは福島県沖で6事例中3回のM6クラス以上を記録しており、続いて茨城県沖と宮城県沖、三陸沖などが2回のM6クラス以上を記録していた。

方面別には東北地方の6回中5回が最も多く千島海溝の4回、アジアの2回が続いていた。

追記:【NewsFlash】03月08日の父島近海M4.9・震度1地震は小笠原諸島西方沖M4.2・震度1に
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。