2020年03月09日豊後水道M4.7・震度3の地震

豊後水道でM4.7・震度3、8ヶ月ぶりの有感地震でM5クラスとしては25ヶ月ぶり


 
2020年03月09日04:28に豊後水道でM4.7・震度3の地震が発生した。豊後水道で有感地震が記録されたのは244日ぶり。M5クラスの地震としては25ヶ月ぶりであった。

 

2020年03月09日04:28 M4.7・震度3 豊後水道(深さ約60km)

豊後水道で有感地震が観測されたのは2019年07月08日のM3.0・震度1以来244日ぶり。その前は2019年04月17日のM3.5・震度1であった。M4.5以上のM5クラスとしては2018年02月19日のM5.0・震度4以来2年1ヶ月ぶりであった。

直近の1ヶ月間で豊後水道における有感地震は発生していないが、2013年から2019年までの期間、豊後水道の1ヶ月あたり平均発生数は0.44回であった。

今回の地震は震源の深さが約60kmと深かったが、位置的には付近を中央構造線断層帯が走っており、伊予灘区間と豊後海峡-由布院区間のそれぞれ端辺りであったとみられる。前者ではM8.0もしくはそれ以上、後者ではM7.8程度の規模の地震がそれぞれ30年以内にほぼ0%の確率で起きる可能性があるとされている。

豊後水道では2019年に3回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は0回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

豊後水道を含む四国地方では2020年に入りM5.0を超える規模の地震は観測されていない。

1919年以降、豊後水道で発生してきた有感地震は279回でそのうちM5.0以上であったのが14回、M6以上が1回でM7.0以上の大地震は起きていない(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1968年08月06日のM6.6・震度5で深さは39kmであった。

豊後水道において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1968年08月06日 M6.6 震度5 豊後水道
1946年08月20日 M5.9 震度4 豊後水道
1964年11月14日 M5.9 震度3 豊後水道
2001年04月25日 M5.8 震度4 豊後水道
1920年02月23日 M5.5 震度3 豊後水道

また今回の震源から約20km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1937年02月08日にM5.0・震度3の地震が約10kmの距離(深さ24km)で起きていた他、1953年01月23日にM5.4・震度3の地震が約17kmの距離(深さ62km)で起きていた。

今回の震源位置から約20km以内、深さ30kmから90kmの範囲で発生したM4.5からM5.0の地震7事例についての傾向性は以下の通りであった。

豊後水道周辺及び南海トラフ関連の震源で、上記の条件で地震が発生してから2ヶ月以内にM5.5以上のM6クラス地震が7例中の複数回で起きていた震源はなかったが、1975年06月の事例で豊後水道から7週間後に東海道南方沖M6.6・震度3を記録していたケースがあった。

またM7.0を超える大地震としては1975年06月の事例で豊後水道から11日後に日本海西部M7.3・震度3、2003年05月の事例で豊後水道から7週間後に日本海北部M7.1・震度3と日本海側で発震していたケースが複数みられた。

四国地方で豊後水道における7例中、2ヶ月以内のM5.5以上に繋がっていたケースはなかった。
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。