2020年03月09日米国北カリフォルニア沖合M5.9の地震

北カリフォルニア沖合でM5.9の地震、南海トラフM7クラスへと繋がった事例も複数


 
日本時間2020年03月09日11:59に米国でM5.9の地震が発生した。米国でM5.5以上の地震が記録されたのは185日ぶり。今回の震源付近が揺れた際には、その後日本国内でのM7クラス以上へと繋がっていた事例も目立っている。

 

2020年03月09日11:59 M5.9 米国(深さ約2.2km)

今回の地震は2020年に世界で発生したM5.5以上の地震としては2020年03月07日にバヌアツで発生したM5.5以来2日ぶりで、2020年としては74回目となる。

米国でM5.5以上の地震が観測されたのは2019年09月05日のM5.9以来185日ぶり。その前は2019年08月29日のM6.3であった。

今回の震源はサンアンドレアス断層の北部付近で、北側にはカスケード沈み込み帯が南北に伸びており、以前から地震活動が活発な場所。

米国における最近の地震発生状況は、過去30日間で米国において記録されたM4.5以上の地震発生数が2回。2013年から2019年までの期間、米国の1ヶ月あたり平均発生数は2回であったことから、現状は通常に比べ地震の回数が通常並みと言える状態である。

米国では2019年にM6.0以上の地震が3回発生、そのうちM7.0以上の大地震は1回であった。

2019年に米国で記録された地震を規模別にランキングするとこのようになる。
2019年07月06日 M7.1 米国(深さ8km)
2019年07月04日 M6.4 米国(深さ11km)
2019年08月29日 M6.3 米国(深さ10km)
2019年09月05日 M5.9 米国(深さ10km)
2019年06月23日 M5.6 米国(深さ9km)

1901年以降、米国で発生してきたM6.0以上の地震は192回でそのうちM7.0以上であったのが14回。20世紀以降、過去最大だったのは1906年04月18日のサンフランシスコ地震M7.9で深さは約12kmであった。

また今回の震源から約50km以内でこれまでに発生した地震を距離の近い順に並べると1923年01月22日にM6.9の地震が約20kmの距離(深さ15km)で起きていた他、1984年09月10日にM6.6の地震が約20kmの距離(深さ4km)で起きていた。

今回の震源位置から約50km以内、深さ0kmから30kmの範囲で発生したM5.5からM6.5の地震7事例についての傾向性は以下の通りであった。

2ヶ月以内の世界における発震状況を追跡すると、M6.5以上のM7クラス地震が最も多く起きていたのはインドネシアで7事例中7回のM7クラス以上が記録されており、続いて日本で5回のM7クラス以上が起きていた。

日本で起きていたのは7事例中5回で、1941年10月の事例では1.5ヶ月後に日向灘でM7.2・震度5、1983年08月の事例では2日後に大分県北部でM6.6・震度4、1983年12月の事例では2週間後に三重県南東沖M7.0・震度4、2010年02月の事例では3週間後に沖縄本島近海でM7.2・震度5弱と南海トラフ付近から琉球海溝沿いにかけての一帯における地震が4回を占めていた。

それ以外の1例は2000年03月のケースで2週間後に硫黄島近海でM7.9・震度3の地震が起きていた。

2ヶ月以内に日本でM7クラス以上へと繋がった7例中5例のうち、4例は米国での地震から1ヶ月以内であった点が目立っている。
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像はU.S. Geological Surveyより。