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2020年03月10日父島近海M4.5・震度1

父島近海の浅い震源でM4.5・震度1の地震、伊豆・小笠原と東北に繋がる傾向性


 
2020年03月10日18:29に父島近海でM4.5・震度1の地震が発生した。父島近海では2日前にもM4.9・震度1の地震が起きていたが、この地震はその後小笠原諸島西方沖M4.2・震度1とされている。震源の深さも今回とは異なっていた。

 

2020年03月10日18:29 M4.5・震度1 父島近海(深さ約10km)

震度1以上を記録した父島近海における直近の地震は2020年02月24日のM3.9・震度1で、その前は2019年12月30日のM5.1・震度1であった。

父島近海では03月08日にもM4.9・震度1の地震が起きたとされていたが、気象庁の震度データベースによるとその後小笠原諸島西方沖M4.2・震度1と更新されている。

また今回の地震は震源の深さが約10kmであったのに対し、03月10日の小笠原諸島西方沖M4.2は393kmと深い位置で発生した地震であった。

今回の地震を含め過去30日間で父島近海において記録されたM3.0以上の有感地震発生数が2回であるのに対し2013年から2019年までの期間、父島近海の1ヶ月あたり平均発生数は0.88回であることから、現状は通常に比べ地震の回数が非常に多いと言える状態である。

今回の地震は2020年における有感地震としては2回目。父島近海では2019年に8回の有感地震を記録しており、そのうちM5.0以上だった地震は1回であった(震度1未満・規模不明の地震を除く)。

父島近海を含む伊豆・小笠原で最近起きたM5.0以上の地震としては2020年01月05日の硫黄島近海 M5.8・震度1が挙げられる。

1919年以降、父島近海で発生してきた有感地震は256回でそのうちM5.0以上であったのが86回。またM6.0以上は14回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは2010年12月22日のM7.8・震度4で深さは8kmであった。

またUSGSのデータによると今回の震源から約30km以内でこれまでに発生したM5.0以上地震を距離の近かった順に並べると1998年08月27日にM5.1の地震が約25kmの距離(深さ33km)で起きていた他、2018年04月22日にM5.0の地震が約25kmの距離(深さ72km)で起きていた。

今回の震源位置から約30km以内、深さ0kmから30kmの範囲で発生したM4.0からM5.0の地震7事例についての傾向性は以下の通りであった。

2ヶ月以内の全国における発震状況を追跡すると、M5.5以上の地震が最も多く起きていたのは小笠原諸島西方沖で7事例中3回のM6クラス以上を記録していた。

小笠原諸島西方沖以外で7回の事例中に複数回のM6クラス以上を観測していたのは硫黄島近海、三陸沖、福島県沖であった。
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。