2020年03月18日北海道南西沖M4.6・震度1

北海道南西沖でM4.6・震度1の9ヶ月ぶり有感地震、深さ200km以上では11年ぶり


 
2020年03月18日00:11に北海道南西沖でM4.6・震度1の地震が発生した。北海道南西沖で有感地震が記録されたのは264日ぶり。今回の地震で震度1を記録したのは震源から離れた釧路市や根室市などであった。

 

2020年03月18日00:11 M4.6・震度1 北海道南西沖(深さ約240km)

北海道南西沖で有感地震が観測されたのは2019年06月28日のM3.2・震度1以来264日ぶり。その前は2018年11月12日のM4.4・震度2であった。

深さ100kmを超える有感地震としては2013年11月12日のM4.6・震度1(深さ194km)以来6年4ヶ月ぶりで、深さ200km以上であった震度1以上としては2008年06月05日のM5.7・震度2以来11年9ヶ月ぶりであった。

直近の1ヶ月間で北海道南西沖における有感地震は発生していないが、2013年から2019年までの期間、北海道南西沖の1ヶ月あたり平均発生数は0.3回であった。

今回の震源は位置的には1993年07月12日の北海道南西沖地震(M7.8・震度5)の震源域付近であったとみられるが、北海道南西沖地震は深さが35kmであり、今回の約240kmとは異なっていた。

1919年以降、北海道南西沖で発生してきた有感地震は763回でそのうちM5.0以上であったのが40回。またM6.0以上は7回でM7.0以上の大地震は1回記録されている(規模不明は除く)。

過去最大だったのは1993年07月12日のM7.8・震度5(北海道南西沖地震)で深さは35kmであった。

北海道南西沖において過去に発生してきたM5.0以上の地震を規模の大きい順に並べるとこのようになる。
1993年07月12日 M7.8 震度5 北海道南西沖(北海道南西沖地震)
1981年05月09日 M6.4 震度3 北海道南西沖
1996年12月22日 M6.4 震度2 北海道南西沖
1993年08月08日 M6.3 震度5 北海道南西沖
1950年06月28日 M6.1 震度3 北海道南西沖

今回の震源位置から約150km以内、深さ150kmから300kmの範囲で発生したM4.0からM5.5の地震6事例についての傾向性は以下の通りであった。

2ヶ月以内の全国における発震状況を追跡すると、M5.5以上の地震が最も多く起きていたのが北海道では択捉島南東沖で6事例中4回のM6クラス以上を記録していた。今回の地震で震度1以上を観測したのが釧路市や根室市など北海道東部であったことから、北海道東部及び千島海溝沿いへの波及もあり得ると考えた方が良いだろう。

一方、方面別には関東地方の6回中6回が最も多く、茨城県沖で択捉島南東沖と同じ4回、関東東方沖で2回、千葉県北東部、千葉県南東沖、茨城県南部でもそれぞれ1回ずつ、2ヶ月以内のM5.5以上が記録されていた。
 

※この記事は合同会社イイチロの地震データ解析システム「EDAS2.0シリーズ」の記事自動制作支援システムを利用しています。
※画像は気象庁より。